特等添乗員αの難事件 I 「特等添乗員α」シリーズ (角川文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2012年10月25日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (234ページ)
感想・レビュー・書評
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万能鑑定士Qシリーズの流れだが、「ラテラルシンキング」という新たな能力(?!)というかキーワードが登場する。
何と言ってもこのシリーズは気軽に読めて知識も増えるのでお得感がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ラテラルシンキングがわかった
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ページ数に対して少しエピソードを詰め込みすぎてる印象はあるけど安定のおもしろさ。 大きな流れというかパターンはいつも通り(著者の別作品でもありそうな)で人によってワンパターンに感じるかも知れないけど、著者のファンなら安心して楽しめると思う
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Qのスピンオフ的な物語。こちらは水平思考なラテラルシンキングを得意とする絢奈が大活躍。学はない、家族にもあきられ、ひねくれた考え方しかできない絢奈が、ご都合主義的に出会った那沖と能登先生の力を借りて、添乗員として成長していく。絢奈の前向きさ、へこみはするけど道を切り開いていく行動していく様は爽快ではあった。
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万能鑑定士Qで味をしめたのか,特等添乗員αですってよ.
ちょっとズレてる女の子がその才能を見初められて
ソレを伸ばす方向に最適な学習によってサクセスストーリー.
同じ世界での話なので莉子ちゃんもチラリ.
ロジカルシンキングの莉子とラジカルシンキングの絢奈.
というわけで,2大ヒロインですかね.
今後どんな事件に巻き込まれるのか気になるわー. -
添乗員はわかる。特等添乗員とはなんぞや(笑)。まあちゃんとその意味は最後に説明されてるんだけど。なんというかよくあるコミカルな軽い劇画調ミステリもどき。「謎解きはディナーのあとで」とか「ビブリア古書店~」とか、ああいう流れね。端坐して読むほどのものではなく、あははと読み流せばいい。そう思えばこういうものにも存在価値はあるし、ぼくは嫌いではない。ただkindle版でセールに出てたから読んだようなものの、リアル本を相応の価格で買う気はさすがにしない。
主人公の探偵?役浅倉絢奈の武器であるラレラル・シンキングはちょっとおもしろい。ミステリを理詰めで解くのではなくひらめきで解決するのは反則っぽいけれど、そういうところに目くじら立てる人はそもそもこんな本を手に取らないだろう。