帝国の娘 下 (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • KindleUnlimitedで読了

    非常にヒロイックで面白かったが、おそらく語られるべき話を割愛してあるようだ。そこを読みたいのだが…という隔靴掻痒が残る。最後のオチがそれなのは安直では?と思うけれども、十二分に面白かった。この人が書きたいのは、世界の動向と運命、そしてそれに、一般の人代表である主人公が、どう自分の立ち位置を作っていくのか、という事象そのものであるようだ。恋愛沙汰や異性が絡むと、急に安直な答えになる。個人や友情、理知を描くとすごく面白いのに。珍しい作家さんだと思う。いっそ恋愛のない、大河ドラマを描いて頂きたいな。少女小説じゃ、それはダメなのかなあ?

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著者プロフィール

『惑星童話』にて94年コバルト読者大賞を受賞しデビュー。『流血女神伝』など数々のヒットシリーズを持ち、魅力的な人物造詣とリアルで血の通った歴史観で、近年一般小説ジャンルでも熱い支持を集めている。2016年『革命前夜』で大藪春彦賞、17年『また、桜の国で』で直木賞候補。その他の著書に『芙蓉千里』『神の棘』『夏空白花』など。

「2022年 『荒城に白百合ありて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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