私たちは繁殖している (1) (ぶんか社コミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 漫画アプリで読めるのだけれど最後までは読めないので。
    作者の事を知らずに
    でんこちゃんのキャラデザの人だ!!と思って読んだのでその生態に驚いた。
    1994年というとバブルはじけたけれど、また社会に余裕はあっただろうか。。

    当時はインターネットが無いので 妊娠出産子育ては周囲の環境が全て。
    その中で良くも悪くも「その他大勢」のカテゴリーに入らない作者だが
    笑い飛ばし、自分の主張をし、行動していく様子に勇気を貰えた人もいるのではないだろうか。
    今はコロナ禍だけれど、2,3人目となると外出しないわけにもいかないし
    ベビーカー問題はよく言われるけれど
    逆に子連れの外出が珍しくなく、「普通」となればそもそも問題にすらあがらなくなるのでは と思った。
    幼少期は短いので「今だけ」と我慢できるけれど
    果たして幼少期が10年以上 という生態だったら
    社会は違ってくるだろうし。

    育児に疲れ果てて。。。という描写はほとんど無いけれど(授乳中の胸に関しては大変そう)
    巻末の夜泣きの解釈と解決方法が まさに目から鱗であった。
    面白い感性だなぁ。。

    杉浦日向子さんや大槻ケンヂさんなど 自分でも知っている著名人が登場するのも面白い。





    久しぶりに本屋に行ったら あの続きが 新刊が と
    読みたい本が沢山。
    いまいち動けないし動き辛いご時世だけれど
    そしてついニュースでTVつけっぱなしで読書をしないという負のスパイラル中だけれど
    1日図書館とか
    本が読める宿とか
    どっぷり浸かりたい。。

  • 妊娠・子育てマンガだけれど、なにしろ著者が著者名だけに一筋縄ではいかない内容。果たしてこんなにセクシーで下ネタ満載な妊娠・子育て本があるだろうか。ちなみに、あとがきマンガ以外はエッセーではくフィクションを含んでいる(らしい)。赤ちゃんは不思議でなかなか興味深い生き物。ボリューム満点でなかなか読みごたえがある。おもしろかった。

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著者プロフィール

1959年長崎県生まれ。漫画家、小説家、俳優、歌手。1984年に漫画家デビュー。1994年『私たちは繁殖している』『ファザーファッカー』でBunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。その他の作品に『南くんの恋人』『あなたも奔放な女と呼ばれよう』など。私生活では4人の子どもの母親(夫はいない)。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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