常務 島耕作(1) (モーニングコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 取締役以上に話のスケールが大きくなってきた。
    常務ってこんなに忙しいのだろうか。

  • ついに常務取締役に就任した島耕作は上海だけでなく北京も含む中国全土のハツシバの総責任者となった。ここまで来ると国の大臣など要人との付き合いも増えてくる。身近な存在だと思っていた島耕作がいつの間にかすごい遠くに感じた。感慨もひとしお。今後は、自分たちの会社の利益だけでなく日本の国益や世界各国との国際関係にまで目を向けなければならない。そら大変や、そのうち「経団連会長・島耕作」をやってくれたらぜひ読みたいな。耕作のポジションに新しく就いた北京と上海の董事長小栗と八木の対照的な2人の今後が楽しみだ。基本的に中国や中国人が嫌いでアメリカ式の合理的な考えを持ち傲岸不遜な態度で上から目線だがしかし徹底的に実力主義を強いる八木のやり方と忌憚のない意見と本音でぶつかり合い丁々発止のやり取りをしながら口喧嘩も辞さないが積極的に中国人社会に飛び込んでいく小栗のやり方。どう見ても八木の方に肩入れする人はいないのだろうが、今の時節はむしろ八木のような態度を対外的に示せと支持する声が多いという。文中でも想定の範囲「外」という言葉が出てくるようにホリエモンが暴れている頃2005年頃から2019年現在まだそこまで差がついていないと見るべきなのか?取り返しのつかないくらいの圧倒的な差がついたと見るべきなのか?その辺りは現在の弘兼先生の意見を聞いてみたい。

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  • 中国での事業を統括する 島耕作常務
    上海は 八木董事長。
    中国人をバカにしながら インセンティブでつる。
    陳を 総経理にして 伸張しつづけるが
    反日運動のターゲットになる。

    八木董事長は 攻めることはできるが
    守ることができない。

    北京は 小栗董事長。
    日本の正論を 政府の官僚に いいつつも、
    人々の中に はいりこんで 状況を つかもうとする。
    好対照の 二人が 今後どうなっていくのか。

    中国で どのようなビジネスをするのかが
    問われているが、あまりにも 漫画化 しすぎだね。
    まぁ。仕方がないのかな。

    マンガ読みながら 勉強させていただく。

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著者プロフィール

1947年山口県岩国市生まれ。早稲田大学卒業。松下電器産業に勤務の後、74年漫画家デビュー。
85年『人間交差点』(原作 矢島正雄)で第30回小学館漫画賞青年一般部門、91年『課長 島耕作』 で第15回講談社漫画賞一般部門、2000年『黄昏流星群』 で第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、03年同作で第32回日本漫画家協会賞大賞を受賞。07年には紫綬褒章を受章している。
主な作品はほかに、『ハロー張りネズミ』 『加治隆介の議』 など多数。現在は『社外取締役 島耕作』(「モーニング」)、『黄昏流星群』(「ビッグコミックオリジナル」)を連載中。

「2023年 『逢いたくて、島耕作(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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