神無き月十番目の夜 (小学館文庫) [Kindle]

著者 :
  • 小学館
4.00
  • (1)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 13
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (448ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • これも、今のところよく分かんない。

  • 小生瀬の一揆にまつわる話。 新しい支配者による検地により、今までとは比べものにならないほどの年貢を課せられる。 大人たちは、「生きることこそ大事」と、受け入れようとするが、若者たちは、自分たちの伝統や信仰を踏みにじられることを拒み一揆を選ぶが、その結末は悲惨なものであった。 一揆の結果は地獄のようになったけれど、ただ年貢を納めるためのみ生きていくのもまた地獄であっただろう。 最後の戦闘場面は、あっけなく終わった印象だが、結果が悲惨な物だけに、これで良かったのだろう。

  • まるでホラー映画のような不穏な情景から始まり、一歩一歩踏みしめるような冷静な筆致で、この集落に起こったことをサスペンスのように明かしていきます。そして、歯車が噛み合わず転がり落ちていく悲劇に説得力があります。明治期に刊行された歴史記録の僅かな記事から、ディテールを書き加えリアルな歴史小説に仕上げる想像力と叙述力に圧倒されます。傑作です。

全4件中 1 - 4件を表示

プロフィール

小説家。1952年山形県生まれ。1983年「プロミスト・ランド」で小説現代新人賞を受賞しデビュー。88年「汝ふたたび故郷へ帰れず」で文藝賞受賞。(上記の二作は小学館文庫版『汝ふたたび故郷へ帰れず』に収録)2008年に刊行した単行本『出星前夜』は、同年のキノベス1位と、第35回大佛次郎賞を受賞している。この他、94年『雷電本紀』、97年『神無き月十番目の夜』、2000年『始祖鳥記』、04年『黄金旅風』(いずれも小学館文庫)がある。寡作で知られるが、傑作揃いの作家として評価はきわめて高い。

神無き月十番目の夜 (小学館文庫)のその他の作品

飯嶋和一の作品

外部サイトの商品情報・レビュー

神無き月十番目の夜 (小学館文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする