穴 LE TROU HDマスター [DVD]

監督 : ジャック・ベッケル 
出演 : ジャン・ケロディ  フィリップ・ルロワ  ミシェル・コンスタンタン  マルク・ミシェル 
  • IVC,Ltd.(VC)(D) (2013年1月25日発売)
4.23
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レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4933672240695

感想・レビュー・書評

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  • これと同じ「穴」というタイトルの映画は他にもいろいろあるみたいなのだけども果たして他の「穴」が本作を超えるだろうか。
    他の「穴」は未見であるけども間違いなく本作を超える「穴」はないだろうかと思います。

    徹底的に貫いた揺るぎないリアリズムが冴える本作。
    ただ穴掘って脱獄するっていう過程に尋常じゃないリアリティが126分続く・・・・。
    本作のような脱獄系映画は私の大好きなジャンルの1つでありますが他の(とりわけハリウッド映画)には見る事が無い程のすさまじいリアリティが本作には有ります。この本作と同年にかの名作「大脱走」が制作されていますがこちらはリアリティーの中のエンターテイメントなのだけどこちらはリアリティーの中のドキュメンタリーとも言うべき。

    何が凄まじいかと言うと俳優たちが演技でなく本気で小細工を作り上げ穴を掘っているっていう感。それにコンクリートの床をガーンガーンきーんきーん言わせながら懸命に叩き付けて割るというロングショットが最早そのカット自体がドキュメンタリー。

    5人の主要俳優もこれまた「大脱走」に負けず劣らず個性的で面白いとてもナイスなキャスティング。
    このフランス的渋い感じがたまらなく素敵ですよね。

  • 囚人なのに皆私服を着てしゃんとしているし、暇を持て余していて、随分お洒落な脱獄映画だなさすがフランス映画、とか思って最初観てたんだけど、永遠と穴を掘り続けるシーンがあったり、ガスパールと4人の微妙な感情変化だったり、BGMがなく抑揚がある作品ではないのだが、ふとしたカメラの切り返しや登場人物の顔のアップがあったり、ひとつひとつが繊細に作られている。最後のオチはちょっと悲しいんだけど、映画としてとても秀逸。

  • BGMを一切使用しない、淡々と進むフランス映画(初公開は1962年)
    1940年代のフランス刑務所が舞台。
    脱獄を試みる囚人たちが主人公です。

    脱獄の為にひたすら穴を掘っていくのだけれども、この音がかなりでかい。
    ・刑務所自体も工事中だから気付かれにくい
    ・音はあくまで「脱獄する囚人たちにとっての音量」
    という説があるみたいです。

    ラスト30分ぐらいで怒涛の流れになります。
    なかなか良い映画でした。

  • 初ジャック・ベッケル。

    古い映画ではあるけれどスリルフルなケイパームービーでした。

    楽しく見られた要因としては
    外国の監獄なので日本人のわたしには設備や仕組みの古い新しいとか
    やり取りの真偽がわからないのも好都合だったかも知れない。

    眉毛の男のひとり語りからスタートするが
    この短い助走的なシークエンスが物語の締めくくりに
    さらりとスマートにいろんな決着を付けてます。

    古きよき時代の監獄はこういうストーリーを生み出せる
    脇の甘さというか、人力でなんとかなりそうなところが
    ある。

    ただ、耳をつんざくような大音響でガンガン穴を掘る姿は
    もう少し静かにしないとバレルぞ!って言いたくなります。(笑)

    いい味わいの映画でした。

  • 掘って掘って掘りまくる。人間ってそんなに掘れるの?というぐらいに。脱獄しようとしてるのに結構大胆かつ豪快!面白かったです。

  • 面白かったです。
    何かに似ている…と思ったら「抵抗-死刑囚は逃げた-」でした。抵抗のほうが先だし、ストーリーもだいぶ違うけど。。

    本当にガツガツやりまくって掘るのを撮っているのはすごいなーと思います。さすがに気づいて!看守!と思うとこもあるけど…。

    脱獄ものの映画は脱獄犯が主人公だから、彼らが正義になる。ものすごい重罪の犯人でも、どことなく良いヤツに描かれる。主人公は言ったらえん罪なので、立場は他の囚人とは違う。看守が主人公の映画があっても面白いかも、と思った。
    あと最近の脱獄ものと言えばプリズンブレイクか板尾創路の脱獄王しかないので(多分)、今の脱獄物語(ダイハード4.0みたいに)が観たーい! うっふぁ!そんなことしちゃうのね!みたいな感動。

    実はラストがしっかりうまく飲み込めてないので、誰かに喫茶店で「えー、あそこはこうなんだよ!」と説教して欲しい。

  • めちゃくちゃおもしろかった。囚人たちが脱獄を企てるわけだけれども、冒頭で登場するが実際の脱獄囚の話をもとにしているようで、脱獄計画の細部があまりにリアルで驚いた。逃げるための穴を掘る苦労がわがことのように伝わってくる。ああ、ほんとうにこの計画は成功してほしいと思えてくる。ところが、と観るものを裏切るのが本作。
    この計画ははたして脱獄にふさわしい計画だったか。
    それを観たあとしきりに考えさせられた映画だった。

  • これが元なのか?ってぐらい、
    古い映画、かつフランス映画で、
    ハリウッド的な分かりやすい面白さは、無いが、
    ラストをそこで落としたか!
    という衝撃は、
    脱獄モノとしては、なかなか。

    脱獄技?もリアリティーあるけど、
    脱獄モノを色々観ている経験があると、
    ドラマ性にかけると感じてしまう。

  • 名作!!脱獄のために穴を掘り続ける男たちの関係性が、クールな友情で結ばれていて最高に魅力的。でもどこかそこには一部同性愛的な雰囲気も感じる。穴を掘る作業やなにかの手仕事を1カットのアップで切り取った画面構成も印象に残った。

  • 大傑作。

    最後のスプーンにうつる警官の姿に、驚きと圧倒。あの映像のとりかたはすごい。

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