- Amazon.co.jp ・電子書籍 (312ページ)
感想・レビュー・書評
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一昔前では有権者が政治へ影響を与える機会といえば投票くらいしかなかった。
それが、ソーシャルメディアの近年の発達により、直接的に行政・政治家へ影響を与える環境が整っている。
だからそれを存分に利用し、みんなの自らの手で政治を動かしましょうね!
かいつまんで言うと、こういう内容。
twitter、Facebookなどのソーシャルメディアを利用する政治家側の意識・意図を具体例を交えて述べているところは、どのようにアプローチすれば効果的かを考えるのに有用ではないかと思う。
また、「デモの大きな目的は行政府に市民の不満を気づかせること。すべてのメンバーが高い知見・意識を持つ必要はない。気楽に楽しんで参加するもの。」という考え方は自分の中では新しく、そして同感できるものであった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
国会、審議会がいかにクローズドであるか、テレビや新聞の情報が偏ったものか・・・そう思うとますます見る気がしなくなります。
今後はますます自ら情報を収集し、自分からも発信することが重要になって行くのだなと思います。 -
ソーシャルメディア革命に興味があり、購入。ソーシャルメディアの影響力は、日本ではまだ大きくないが、世界的な流れをみてもこれから大きくなるのは明らか。いかに既存のマスメディアと有機的に連携していくかが、日本の政治を変えていくポイントになると思った。できれば親の世代(マスメディアonly)に浸透してほしい。本書を勧めたいが、横文字が多くて難しいかも・・・
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kindle版をセールの時に購入。本当は選挙の前に読み終えたかったけど。書かれた海外事例などと比べるとなんと日本での政治とインターネットの距離はまだまだ遠いのだろうと。あとメディアについても触れられていましたが、引用されていた池上彰さんのコメントには激しく同意。
これ、市民じゃなくて政治家必読の本ですね。 -
Kindleで書籍を初めて買ってみた。津田さんの本をちゃんと読むのも初めてだが、文章内にWebへのリンクが貼ってあってジャンプできるのは単純に面白い(Kindleのペーパーホワイトではほとんど実用に耐えないけども)。内容はさすがに充実していて、SNSに積極的な政治家の実例やインタビュー、アメリカでのSNSの現状などを詳しく解説している。行政のWebも更新の速度が遅いため、SNSの方にシフトしているというのも納得。文体が淡々としていて途中でちょっと退屈になることがあったり、読者を「きみ」と呼ぶあたり著者より年上の読者を想定していないのだろうかという点がちょっと気になった。それはともかく、こういう「今」を切り取る鮮度が命の本ほど電子書籍として価値があると思う。
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ソーシャルメディアの在り方に一考を促す逸品。昨日の選挙結果を見ながら、投票の契機が既存政権に対する「懲罰」でしかない現状を憂う。
実は初めてkindleで読んだのがこの本だったのですが、なんかちょっとしっくりきた。 -
インターネットが今具体的にどう政治を変えつつあるかを、もっとも適切にまとめた好著。
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声を上げ続けることの大切さを感じました。