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感想・レビュー・書評
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一昔前では有権者が政治へ影響を与える機会といえば投票くらいしかなかった。
それが、ソーシャルメディアの近年の発達により、直接的に行政・政治家へ影響を与える環境が整っている。
だからそれを存分に利用し、みんなの自らの手で政治を動かしましょうね!
かいつまんで言うと、こういう内容。
twitter、Facebookなどのソーシャルメディアを利用する政治家側の意識・意図を具体例を交えて述べているところは、どのようにアプローチすれば効果的かを考えるのに有用ではないかと思う。
また、「デモの大きな目的は行政府に市民の不満を気づかせること。すべてのメンバーが高い知見・意識を持つ必要はない。気楽に楽しんで参加するもの。」という考え方は自分の中では新しく、そして同感できるものであった。 -
国会、審議会がいかにクローズドであるか、テレビや新聞の情報が偏ったものか・・・そう思うとますます見る気がしなくなります。
今後はますます自ら情報を収集し、自分からも発信することが重要になって行くのだなと思います。 -
http://numatta.tsukuba.ch/e232602.html
選挙に行かない恐ろしい影響
提案型Open SNS .つくば異業種日替わりブログより
本日は自身の考え(権利)を行使する大切な日です
①.投票に“行かない”ことのデメリットを知る
:「投票しなくてもいんじゃね?」とつぶやく若者たちへの手紙(竹田圭吾氏)
:「選挙に行かない」という選択があなたにもたらす恐ろしい影響
②.参議院選挙2013 論点は何だ?(yahoo抜粋)
■主要テーマ、各党の考えは? ■候補者情報はここでチェック
■「アベノミクス」は是か非か ■なぜ憲法96条改正が議論に
■今後の働き方はどう変わる? ■約5人に1人の大卒が……
■あなたと同意見の政党を診断 ■ビッグデータで選挙結果予測
③.一貫して政治家がどの様な事を言ってきたか視覚的に
候補者のこれまでの政策観が現れた発言を収集し
政策のトピックやカテゴリごとに一覧できます
http://img01.tsukuba.ch/usr/p/h/o/photography/plts.jpg
(津田 大介氏が2年の準備にて作ったサイト)
津田氏著 / ウェブで政治を動かす!
「どうせ何も変わらない」という閉塞感を抱えた人向け
政治以外でも、自身が動かなければ何も変わらない..
投票時間は午前7時~午後8時迄です
幾分涼しい時間を見つけて、投票へ参りましょう.. -
ソーシャルメディア革命に興味があり、購入。ソーシャルメディアの影響力は、日本ではまだ大きくないが、世界的な流れをみてもこれから大きくなるのは明らか。いかに既存のマスメディアと有機的に連携していくかが、日本の政治を変えていくポイントになると思った。できれば親の世代(マスメディアonly)に浸透してほしい。本書を勧めたいが、横文字が多くて難しいかも・・・
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選挙前から読んでてやっと読み終えた。
ウェブは使わざるを得なくなるでしょうね。禁止する理由がもう…
いつまでも未知なものを恐れないチャレンジャーでいたい。 -
「『一般意志2.0』(東浩紀)を実現・サポートするためのサブテクスト」と著者自身が評する本書。
なるほど、『一般意志2.0』では政治とウェブのコラボが「ニコニコ動画」という陳腐な例示しかなかったが、ITジャーナリストの例示はイギリスの「You Choose」やアメリカの「Save Award」など、実に多彩。
とはいえ、『一般意志2.0』を読み思い描いた未来(民主主義2.0)に対し、本書に書かれる現実はなかなか厳しいものがある。
「フェイスブックやツイッターで私たちが世界を動かせる時代」は、もう少し先かな。
より深く理解するために、「一般意志2.0~ルソー、フロイト、グーグル~」(東浩紀 著)を併せ読むことをお奨めします。 -
kindle版をセールの時に購入。本当は選挙の前に読み終えたかったけど。書かれた海外事例などと比べるとなんと日本での政治とインターネットの距離はまだまだ遠いのだろうと。あとメディアについても触れられていましたが、引用されていた池上彰さんのコメントには激しく同意。
これ、市民じゃなくて政治家必読の本ですね。 -
イマイチ新鮮な情報に欠けていたかな。
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インターネットと政治を、国内外の事例を細かにだして解説されている本。津田さんの本はあいかわらず、わかりやすく、読みやすい。
始まった、ゼゼヒヒにも注目していきたいです。
そういえば、かなり、構想から出版まで時間がかかったらしいんですね、、、 -
Kindleで書籍を初めて買ってみた。津田さんの本をちゃんと読むのも初めてだが、文章内にWebへのリンクが貼ってあってジャンプできるのは単純に面白い(Kindleのペーパーホワイトではほとんど実用に耐えないけども)。内容はさすがに充実していて、SNSに積極的な政治家の実例やインタビュー、アメリカでのSNSの現状などを詳しく解説している。行政のWebも更新の速度が遅いため、SNSの方にシフトしているというのも納得。文体が淡々としていて途中でちょっと退屈になることがあったり、読者を「きみ」と呼ぶあたり著者より年上の読者を想定していないのだろうかという点がちょっと気になった。それはともかく、こういう「今」を切り取る鮮度が命の本ほど電子書籍として価値があると思う。
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ウェブと政治の関わりの黎明期からさほど離れていない今日に読むなら☆5。
政治が動いた・動かせなかった実例が多く掲載されており面白く読めるが、今後FB、Twitterなどが議員や首長に浸透していくような時が来たら、☆4とか☆3相当になるかな。
また、続き=最初の状況が気になり、有料メルマガ申し込もうかな、という気にもなった。
ウェブと政治と言うと政治家や市民が意見を表明するためのSNSやTwitterの活用がまず浮かぶけれど、終章で述べられているようなシリアスゲームの活用も、政策決定側・市民側の双方がWIN-WINとなる、ウェブで政治が動く方法だと再認識した。
また、読んでいて好印象だったのは、登場する政治家に政党の偏りが少なく、個人のつぶやきや考えを見ていること。政局ではなく政策に主に興味がある筆者だからこその特徴だと思う(私が同様の興味なので、そう感じるのだろう)。 -
ソーシャルメディアの在り方に一考を促す逸品。昨日の選挙結果を見ながら、投票の契機が既存政権に対する「懲罰」でしかない現状を憂う。
実は初めてkindleで読んだのがこの本だったのですが、なんかちょっとしっくりきた。 -
ウェブを活用した政治・政策に向けて
筆者の実体験や政治家の取組み、政治の現状を綴った本。
これからの日本の政治を考える上で
読んでおいていい本だと思う。
第1章 政治的無関心は何を引き起こすのか
第2章 ウェブでつくる新時代のデモ
第3章 ソーシャルメディア+マスメディア=?
第4章 ネット世論を考える
第5章 ネット選挙にみる次世代の民主主義
第6章 政治家のソーシャルメディア利用術
第7章 問われるソーシャルメディアリテラシー
第8章 きみが政治を動かす
終 章 ガバメント2・0が実現する社会へ -
この本を読んで、しっかり考えて、投票してきた。
テレビの政局中心の報道は小さい頃からで、ニュースでも政治の話になるとチャンネル変えていた。
なので今まで政策について本当に自分で考えて、吟味してきたのか、といえばNOである。
でもこの本を読んで、Webであれば、政策について考えることが出来ると思った。本を読み終えて、実際に政策アンケートやマッチングサイト、政治に関するTwitterなどを初めて真剣に見た。これらのサイトは選挙での1票の行方のキッカケに過ぎないんだけど、大きなキッカケになったと思う。
ワタシの1票はただの1票だけど、これまでの1票とはインプットの量、吟味した時間、が変わった。これは、ウェブがワタシにもたらした一つの大きな事だと思う。 -
選挙前の今読むっきゃないと思って読みました。筆者はじめウェブを活用して政治を動かそうとしている著名人らの活動を初めて知って、政治家なんて堅物ばかりじゃないんだと思ってボクの中での好感度がちょっぴりアップしました。そして国会議員、官僚、自治体の議員だけが政治を動かせるんじゃなく、ウェブを活用すれば一般市民でもいくらでも政治を動かせるという考えはとても感銘的で自分もその一員になりたいなと思いました。
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インターネットが今具体的にどう政治を変えつつあるかを、もっとも適切にまとめた好著。
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声を上げ続けることの大切さを感じました。
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webにてよって政治を動かそうという趣旨。
自分に関係してくることに対してお祭り気分で不平不満を言うもの。
政治を変えるのは選挙で投票するか立候補するのが一番の近道だと思う。
政策ではなく国家のあり方を考えていかないといけないと思う。
国家の役割は国民の生命、財産を守るのが1番の役割じゃなかったのかな。
余計な規制や規制緩和の政策は特定業界の利益を生んだり利益を守ったりして全体の成長を鈍化させるんじゃないかな。
細かい行政は地方に権限を移し、小さな政府、夜警国家になるべきと昔大学で勉強したような。
そうなれば国民も政治に興味を持たざるをえなくなるんじゃないかな。
根本を変えないとwebで政治は動かないしwebも所詮今までと同じ特定業界のロビーイングに過ぎないのではと思った。 -
読んでないどころかまだ買ってもいないのに、津田さんのRTですっかり読み終えた気分になってしまっている・・・。
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面白かったです!
選挙前に読み終えることができました.
文章が平易で読みやすく,引用が豊富なところもよかったです. -
話し言葉でとは思わないけれど、ツイッターで拝見しているtsudaさんよりも微妙に肩に力が入っている感じがして、少し違和感がありました。おカタいネタだからこそ、やわらかい語り口でもよかったのではと。枝葉の話ですが。
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ネット選挙の解禁は急務である。若者は選挙に行け。この二点は普段から自分が考えていることと全く同じだったので共感できた。電子書籍は250円,選挙前に一読する価値はあると思います。
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衆議院が解散され、政権が代わろうとしている今にまさにうってつけの本。
政治家がメディアであるべきという論点に共感できる。
かつては時代をリードしていたのが政治家であったような気もするが、現在では時代の変化の方が速過ぎてついていけていない政治家が多い気がする。時代と共に政治家に求められる資質は変わってくるであろう。
一方で、有権者にも同様に変わらなければいけないとこの本は解いている。
各種サービス、デバイスで情報が極端に民主化された現在では、情報を効率よく適切に取捨選択して、真実を見極めるスキルが求められている。また、その気になればネットを通じて発信し、動かす力さえ持っている。ある意味、政治家、マスメディア、有権者が同じ土俵に立っているとも言える。
現時点で残念ながら政治家が選挙活動にウェブを活用する為の法整備が進んでいないが、有権者は自由に発信できる。今回の選挙にネットを通じた政治活動のムーブメントがどの程度影響を及ぼすか楽しみでもある。 -
旧態依然の政治の仕組みをよりオープンにシンプルにすることで、政治は身近に我々のものになるのでは?そのためにあるのがウェブ技術。ネット選挙、SNSをはじめ、政治を変える手段はある。現在の制度改革は進化するのか?様々な課題を示しながら、政治へのウェブ活用を促す内容。選挙前にもう一度読み直したい。