女王国の城 下 (創元推理文庫) [Kindle]

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  • 推理研のメンバーが、姿を消した江神部長の後を追ってとある新興宗教の城に潜り込む。
    閉ざされた城で起こる殺人事件。
    果たして犯人は?
    アリスとマリアの関係はどうなる!
    まだ見ぬ長編に期待が高まる。

  • 2014/05/29

  • シリーズ最長編となる第4作。前編の感想でも述べたけど、切れ味が前3作に比べて今ひとつ。まず、密室トリックが平凡。というよりも、そもそもそれでは密室と呼べないでしょう、といったオチ。それからクローズドサークル。前3作は物理的に不可能という設定(孤島や橋が落ちた、など)だったけれど、この作品では単に電話への接続を邪魔されている、あるいはバスで道路を封鎖されているだけ。これは物足りない。しかも最後にわかる代表が姿を見せなかった理由も「それだけですか?」といった印象を拭えない。それを理由にクローズドサークルを作らざるを得なかったというのは、そもそも無理がありすぎだ。
    最後の長編となる第5作では、以前の冴えを見せてくれることを期待している。

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著者プロフィール

有栖川 有栖(ありすがわ ありす)
1959年、大阪市東住吉区生まれの小説家・推理作家。有栖川有栖・創作塾の塾長。
同志社大学法学部法律学科卒業後に書店へ就職。それまでも学生時代から新人賞や雑誌への投稿を繰り返していたが、1989年江戸川乱歩賞に投稿した『月光ゲーム Yの悲劇 '88』が東京創元社編集長の目に止まり、大幅に改稿した上で刊行し、単行本デビューとなった。1994年、書店を退職して作家専業となる。1996年、咲くやこの花賞(文芸その他部門)受賞。1999年から綾辻行人と共作でテレビ番組『安楽椅子探偵』シリーズ原作を担当する。
2003年、第56回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞した『マレー鉄道の謎』、2007年発表作で「本格ミステリ・ベスト10」で第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」で第3位、「黄金の本格ミステリー」に選出と高く評価された『女王国の城』など、多くの作品がミステリ賞で高く評価されている。
2000年11月より2005年6月まで、本格ミステリ作家クラブ初代会長を務める。

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