BUNGO ささやかな欲望 [DVD]

出演 : 石原さとみ  宮迫博之  山田孝之  成海璃子  谷村美月 
  • 角川書店 (2013年2月7日発売)
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レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111243317

感想・レビュー・書評

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  • 計6話。 二本だて。
    *見つめられる淑女たち
    「注文の多い料理店」
    別れたい? お金をめぐって、不倫カップルが山奥で。
    ー原作は男二人なのに、こちらは男女という設定が面白く、もうこれは別の物語になっている。終盤の、レコードから流れる音楽に中毒性のようなものを感じるが、そのシーンのそれ以外の演出がもうすこし工夫されていたらなあ。それにしても、石原さとみが性格悪い役柄なのに、すごく可愛いくみえた。

    「乳房」胸が膨らみ始めた少年と近所に住む若妻の交流と変化。 ー少年のドキドキが伝わってくる。

    「人妻」人妻と下宿人の関係。男の内なる欲望が自分の分身等の幻覚として現れて男に囁きかけ誘惑する。ーこれは完全にコメディだから、笑うしかない(?)

    *告白する紳士たち ー私はこちらがかなり好みだった。
    「鮨」すし屋の看板娘が気になる、常連客の「先生」と呼ばれる謎の男の話。ー特に男の、子供時代の話が好き。卵と海苔しか食べられない重度の偏食のために、やせ細っていく少年。父親の気持ちもわかるけど、母親の愛情が心にしみる。「おかあさん」と声にだし続ける少年。そこに母親登場して手をつないで帰るところ。絵になるシーンがいっぱい。

    「握った手」心理学を勉強する丸ぶちメガネの水木由子。彼女に、「どうしてもお詫びしたくて」と駆け寄ってくるひとりの男がいて。
    ー「僕の手は獣の手です」と言われて。由子と一緒に、どういうことだろうってじっくり話を聞いてく形式なのが面白い。挿入歌も好きなサティのクラッシック曲。最後の、「あなたが遅れてきたのがよくなかったのよ。縁がなかったのね。でもそれがよかったのよ。もうおわったこと。とりかえせないことよ。でもね、~」という終わりが大変よかった。

    「幸福の彼方」見合い結婚した夫婦。結婚してから、お互いの秘密と過去を徐々に打ち明け合う。
    まず、お見合いのシーンが好き。
    終わりの電車のシーンも好き。

    好き。

  • 宮沢賢治「注文の多い料理店」
    蓄音機と会話する場面がおもしろかった。冨永監督らしい。
    三浦哲郎「乳房」
    原作が強烈すぎて映画が負けている。
    永井荷風「人妻」
    男のこころの葛藤を分身との対話にしていて、狭い家に男がひしめきあっているあの悶々とした感じが滑稽でよかった。
    岡本かの子「鮨」
    映画化に適していると思った。先生と鮨屋の娘との淡い恋を描いた(事実そうなのだが)作品と思いきや、先生の少年時代の回想へと移る。その、突き放された感じが、より切なさをそそる。
    坂口安吾「握った手」
    深刻なのにどこまでもとぼけた感じいいなと思ったら山下敦弘監督だった。
    林芙美子「幸福の彼方」
    波留が笑いをこらえる演技が秀逸。泣く演技はちょっと…

  • 昔の文学作品を、今の映画監督たちが撮るといった、短編の企画物っぽい映画なんですが、リリー・フランキーさんや橋本愛さんや山田孝之など、出てる人たちが良いので観てみました(観たのは、「告白する紳士たち」のほう)。

    別に怖い映画とかではないんですが、「世にも奇妙な物語」と似た感触の映画だなあと思ったりしました。

  • 文学的でエロティック。
    私の大好きな昭和初期の文学をそれぞれ別の監督、脚本で作ったオムニバスです。
    世界観はそれぞれ違いますが、どの演出もステキです。

    女性の美しさを女神的に崇めるというよりは、男性から見た理想の女性像といった妄想の話といった感じかな。

  • 文豪の短編を映像化した作品群。
    それぞれよかったですよ。
    出てくる女優さんが妙に魅力的に見える…
    時代設定と衣装のせいですね。
    基本黒髪だし。

    『幸福の彼方』に元「たま」の柳原幼一郎さんが出てて、
    アコーディオンを弾いていました。
    懐かしい…。

  • 注文の多い料理店のみ視聴

    石原さとみと宮迫演じる不倫カップルがあの奇妙なレストランへ迷い込みます。

    最後意味わからんかった。

  • 惜しいな。
    いかにもという作りが多過ぎた。もったいない。エロスの描き方が・・・。
    でも、鮨は良かった。

  • 「注文の多い料理店」
    音楽とかサイドストーリー良かったのに、最後開いてしまって、台無しになってしまった。。。気づかなかったんだろうか??
    「乳房」
    いい。
    「人妻」
    むん。

    全体的に女が描かれるというより、男から観た女でしかない描きかただった。男の欲望を全面的に描きファンタジーみたいにしてギリギリ犯罪にならないように。っていう…。
    現代劇として描いたらとってもチープな作品になりそうだった。

    「鮨」
    鮨と女。リリーフランキーじゃなかったらもうちょっと良く観れた気がする。
    「握った手」
    成海ちゃんの演技がちょっとうさん臭さを出してしまっていたが、印象に残る絵でした。
    「幸福の彼方」
    波瑠がとても綺麗に撮られていて良い。これが一番女性の存在が際立った作品だったと思う。

  • 【告白する紳士たち】編(108分)を鑑賞。『鮨』・原作:岡本かの子、『握った手』・原作:坂口安吾 、『幸福の彼方』・原作:林芙美子の三本。
    どれも短編として読んでも面白そうな内容だったが、三本の中では寿司屋にふらった現れるミステリアスな「先生」と呼ばれている人物の食にまつわる話を短くまとめた『鮨』が好み。橋本愛のキャラクターも良かった。

  • 見たのは「見つめられる淑女」のほう。
    角川文庫の「BUNGO」というコンセプトの薄いアンソロジーから3編、「注文の多い料理店」「乳房」「人妻」、それぞれ30分ずつ。

    あまり期待してなかったがやはりその通り。
    サブタイトルで感じたえろさがそのまま。

    作品としては宮迫と石原さとみ演じる「注文の多い料理店」がダントツだったかなぁ。他の2作品に比べるとエロ要素少ないけど。
    あのレコードから聞こえる不気味な歌がね。
    原作の設定一番いじってた。

    逆に一番ダメじゃんと思った荷風の「人妻」。
    あれは全体的にいかん。
    でも、谷村美月の演技はすごくよかった。一番よかった。

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