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- / ISBN・EAN: 4932545986807
感想・レビュー・書評
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内容の割に、人が軽く見えて残念
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制作年:2011年
監 督:チョン・ジェホン
主 演:ユン・ゲサン、キム・ギュリ、キム・ジョンス、ハン・ギジュン
時 間:121分
音 声:韓:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
正体不明のその男は、北緯38度にある朝鮮半島の軍事境界線を飛び越えてソウルとピョンヤンを行き来し、あらゆるものを3時間以内に配達する。
荷物は、離散家族の最後の手紙やビデオメッセージ。
北朝鮮製の煙草“豊山犬”を吸うことから、その男は“プンサンケ”と呼ばれていた。
ある時、韓国に亡命した北朝鮮元高官の恋人イノクをソウルに連れてくるという依頼が舞い込む。
いつものように北朝鮮に潜入したプンサンケは、無言のままイノクを連れ出すと、38度線へ向かう。
凍てつく寒さに耐えながら、裸で川を渡り、体に泥を塗って身を隠す2人。
幾度も命の危険にさらされるうち、互いに言葉にならない感情を抱くようになっていた。
しかし、無事イノクを引き渡したプンサンケは、依頼者の裏切りによって拘束されてしまう。
彼らの正体は韓国の情報員だった。
“おまえは北と南、どっちの犬だ”。
卑劣な拷問にも決して口を割らないプンサンケに、韓国情報員はある危険な提案をする。
それは、北朝鮮に捕らえられた情報員の1人を救出する代わりに、イノクと共に国外脱出のチャンスを与えるというものだった。
そんな中、亡命した元高官を暗殺するため、ソウルにいた北朝鮮工作員が介入。
イノクに危険が迫る。
北と南の思惑に利用され全ての道が閉ざされたプンサンケは、ある決意を秘め、韓国情報員と北朝鮮工作員を一人また一人と密室に閉じ込めてゆく。
密室で対峙する北と南。そこに投げ込まれた拳銃。
欲望、偽善、不信、憎しみが絡み合い、予測不可能な衝撃の展開が幕を開ける…。 -
プンサンケと呼ばれる謎の男は朝鮮半島の軍事境界線を越え3時間以内にあらゆるものを運ぶ。
プンサンケは脱北した高官の愛人イノクをソウルに連れてくる依頼を受けるが、命の危険にさらされるうちに二人は惹かれあっていく。
ラブストーリー?と思ったら後半はすごい展開に。
朝鮮戦争が停戦状態のままの理由、東西冷戦当時の状況、国と国の間の軍事的な緊張状況にある状態、がよくわかります。 -
ユン・ゲサン、かっこいい!彼の肉体美を見るだけでも価値有り!
前半と後半がもっとうまく繋がればな~というのと、ヒロインの運命の悲劇性がもっと伝わればな~と思ったけれど、それは私が近代朝鮮半島史をちゃんと理解していないからなのかな…とも自分自身に反省。
一言も言葉を発さない主人公。南北の狭間でどちらにも行けない(つけない?)浮遊感をうまく表現している演出だと思います。 -
ほぼ初めてみた韓国映画。
何度も捕まって 拷問されてた。あんなに簡単に捕まって今までよく無事だったねと。
南北朝鮮の問題についてほとんど知らないけど今でも拷問とかされているのだろうか。非人道的所業である。
初めてのコリアンムービーでこれはヘビーだったな。
(130508) -
途中まではとてもよかったんだけど後半、主人公が復讐に南北両側の中心人物を一人ずつさらって一つの部屋に閉じ込めるのがシチュエーションスリラーチックでなんだかな…。純粋に社会派ドラマに仕上げて欲しかったな〜と思いました。
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製作総指揮と脚本にキム・ギドクということでもちろん劇場で鑑賞
北と南を命がけで行き来する謎の男
無口でどんな拷問を受けても耐える
これがかっこいいのなんのって女心鷲掴み
【プンサンケ】予告編
http://www.youtube.com/watch?v=MOASXHLctlI