夏と花火と私の死体 (集英社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 乙一の作品で初めて読んだのがこれ
    死体目線からの描写がリアル
    死体が見つかりそうになる時のハラハラドキドキ感が良い
    乙一が好きになった

    • 朝田さん
      銃とチョコレート読んでみたいです^ ^
      サスペンス、ミステリー、ホラー系が好きですがそればかり読んでるとおかしくなりそうなので、他ジャンルも...
      銃とチョコレート読んでみたいです^ ^
      サスペンス、ミステリー、ホラー系が好きですがそればかり読んでるとおかしくなりそうなので、他ジャンルも挑戦しようとしてます 笑
      2024/04/19
    • thehinoさん
      恋愛系って読みます?読むなら『あの花が咲く丘で君とまた出会えたら』とかいいですよ!あと『図書室の方舟』も良かったですよ。僕小六で読んだんで読...
      恋愛系って読みます?読むなら『あの花が咲く丘で君とまた出会えたら』とかいいですよ!あと『図書室の方舟』も良かったですよ。僕小六で読んだんで読みやすいと思いますよ!
      2024/04/19
    • 朝田さん
      映画化されて話題のやつですね!
      チェックしてみます!オススメありがとうございます♪
      映画化されて話題のやつですね!
      チェックしてみます!オススメありがとうございます♪
      2024/04/20
  • デビュー作だけあって、随分と荒削りですけど、でもテンポとドキドキ感、そして死体の目線で物語が進んでいくのが新鮮でいいですね。あっという間に読み終わってしまった。

  • 主人公が早々に殺され、死体となった視点から物語が進んでいく。
    不思議で、終始不穏な空気をまとったお話しでした。

    話の中では語られてないけど恐らく健くんはサイコパス。
    妹の弥生も、五月を突き落としてからの怯え具合をみると、普通の人間かと思ってしまいそうだが、
    そもそも、実兄に好意を持つところや、その兄に恋心を抱いてるとカミングアウトした友達(五月)をためらいなく突き落とすところがもうサイコパス。

    どういう家庭環境か分からないが、親戚の緑さんも実は連続殺人の犯人という、ヤバい血筋の一族なのだということはわかった。

    五月の遺体を隠そうと四苦八苦する兄妹の動向は読んでてハラハラした。
    緑さんが実は気付いてそうなのに、そんな素振りを見せず、普段通りに兄妹に接するのところも怖さを感じたし、
    最終的に五月の遺体は見つからないまま…

    このまま永遠に見つからないままなのか、
    今後のこの3人はどういう人生を歩んでいくのか、
    とても気になる。

    読みやすく面白い作品だった。

  • 24,4/21
    死体の腐敗速度出鱈目すぎる

  • 一緒にどきどきした 楽しかった
    語り手が五月なのがおもしろい

  • 五月視点で物語が進むのが面白かった。物語の書き手を工夫する作者で好感が持てる。

  • 衝撃的なタイトルだし、当時16歳でこれを執筆したというのも驚く。。

  • 題名そのままの物語でした。
    スリル満点で、私まで共犯者になったかのようなドキドキ感を
    最後まで味わえました。

    乙一って、人間が持つ暗くて醜い部分を描くのがすごく上手いと思う。
    読み終わった後の、なんともいえないもどかしさも乙一らしい。


    だけど、私が読書に求めるものは
    もどかしさや人間のどうしようもない暗さではないので星4つにしました。
    作品としては完成度相当高いと思う。
    2話目の話も、当初思ってたのと違う展開だったし!

著者プロフィール

1996年、『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞しデビュー。2002年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞を受賞。他著に『失はれる物語』など。

「2022年 『さよならに反する現象』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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