天使の梯子 天使の卵シリーズ (集英社文庫) [Kindle]

著者 :
制作 : 小瀧 達郎 
  • 集英社
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (296ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 慎一はカフェでバイトをしていた。こじゃれたカフェ。素敵な服を着た男性や女性がよく来る。その時彼は彼女を見た。今でも忘れない高校の国語の教師だった彼女を。そして彼女は誰かを待っている。彼女には名乗りだせない。黙ってただ注文をもらうだけ。でも見ているだけでいい。そんなある日、彼女は待ち合わせの男性から詰め寄られコーヒーをかけられた。コーヒーで濡れてしまった彼女に自分の替えのシャツを進めて断られたが、お勘定の最後に「980円になります。...斉藤先生」と言った。斉藤夏姫との再会。

  • 良くも悪くも…何となく狙い過ぎなのかな。でも、思春期の男子の勢いは理解出来る。これは男子の純愛って奴を描いているのだろうか。。それだけなら良い作品とし思える。
    でも、彼女も居がいてそれなりの経験をしてる男子が、彼女との行き違い中に、美人を見かけてって感じでしょ。女性の方も、人間心が変わるのもあると思うけど、自分の最初の気持ちと妹を思えば、最初の段階でキズが広がらない内にキッパリするべき(そうしたら話しが進まないけど笑笑)でも勢いと淋しさに負けたのはしょうがないかな…人間強い人ばかりじゃないから。しかし、途中の妹の別れ際の彼氏に対する言葉が全て物語っていると思うけどな〜。
    しかしながらこの男子の気持ちは痛い程わかるので、女性は、自分より若い男子の心を知るのは良い本だと思いますが…
    男性には、この本に出て来る自己中心的な男と同じような、女性もいる事を忘れてはいけない笑笑

  • 天使の卵よりも、もっと苦しく、せつない、かといって、めちゃめちゃ悲しくて泣けるというような感じでもない。
    天子の卵での夏姫と今回の彼女とでは、今回のほうが好きになれた。
    歩太にもまた思える人が現れたらいいなぁ。
    フルチンの嫉妬深さには、少しびびるけど。

    あとばあちゃんの死は個人的にものすごく悲しかった。
    後悔しないようにって思うけど、でも後悔しないなんて無理だよね。

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著者プロフィール

村山由佳(むらやま ゆか)
1964年7月10日生まれ、立教大学文学部日本文学科卒業。不動産会社、塾講師などの勤務を経て作家となる。
1991年 『いのちのうた』でデビュー。1991年『もう一度デジャ・ヴ』で第1回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞佳作、1993年『春妃〜デッサン』(『天使の卵-エンジェルス・エッグ』に改題)で第6回小説すばる新人賞、2003年『星々の舟』で第129回直木三十五賞、2009年『ダブル・ファンタジー』で第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学賞、第22回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞している。ほか、代表作として『おいしいコーヒーのいれ方』シリーズがある。

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