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- / ISBN・EAN: 4988013297968
感想・レビュー・書評
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すごい重く病む映画で☆をつけれない
兎に角辛い
これはネタバレを知ってから見て、まだなんとか見れた映画
どんな事があり、どんな事になるか知った上でも、やっぱりトイレや校長室や家でのシーンは直視できなかった
まだ知らない人にはおすすめできない
目を背けるとかじゃなくて、絶望的過ぎて、今自分が感じる病みをひとにすすめれない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
韓国の聴覚障害者施設で起きた実際の性虐待事件にもとづく映画。わたしも多少、性暴力被害者支援にかかわったことがあるので、こういう事件が起きるのも、加害者が野放しにされるのも、韓国だけでなく日本でも同じ状況があるのはよくわかる。
おぞましい性虐待の犠牲になったかわいそうな子どもたちへのセンチメンタルな同情を誘ったり、主人公を勇気あるヒーローとして描いていないことにほっとした。主人公はむしろ、賄賂を要求されれば疑問を感じつつもおとなしく払ってしまうような、ごくふつうの弱い人。そのような彼の迷いを通して、映画は、他者の苦しみや不正を目撃したお前は、いかに行動しうるのか、という普遍的な問いを、観る者ひとりひとりに問いかけている。
なぜ、庇護を必要としている自分の子どもがここにいるのに、あの子どもたちの手をとるのか。そう問われたときの主人公の言葉、「この子たちにひどいことが起きたとき、私はそこにいた。でも何もできなかった。今この手を離してしまったら、いい父親になる自信がない」という台詞につよく共感した。正義感や哀れみや勇気などではなく、他者の苦しみに耳をふさぐことができなかったことが、人をいやおうなく「あちら側」へと押しやるのだ。 -
韓国で実際におこった事件をもとにした作品。
聴覚障害の子供たちが大人たちから性的虐待を受けていたという事実。
目をそむけたくなるような現実を体当たりで演技した子供たちが素晴らしかった
「コーヒープリンス」くらいしか観たことなかったコン・ユもまた素晴らしかった
【トガニ 幼き瞳の告発】予告編
http://www.youtube.com/watch?v=urBji64pxzs
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設定を知っていた分、想像するだに辛すぎてずっと観ることが出来なかった作品。
弱さや重荷も等身大に丁寧にかつ、それでも捨てきれない良心や希望を描いてくれた。
この現代でも、
弱者は必死に必死になって、やっと生きていける。
喋れるのに。手話は言語の一つ。 -
胸糞映画。実話だというから余計につらい。
映画も結構胸糞なまま終わったけど、救いは、映画上映後にこれが注目されて事件に再び捜査のメスが入ったらしいこと。容疑者が復職していたがまたクビになり、その後学校自体も閉鎖したらしい。