役にたたない日々 (朝日文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 文章がとっても読みにくく、内容もたいしておもしろくなかった。

  • ひとり暮らしの老女の日記。文章の歯切れが良く、読んでいて快感を感じるほど。前半はオレンジジュースの秋刀魚炊き込みご飯とか、そば屋で会った老姉妹とかの日常の話、中盤ははまってしまった韓流ドラマの話、後半はガンの話にページが割かれている。さすが、「100万回生きた猫」の作者だと思う。独特の死生観が語られている。余命2年と告げられた日、ジャガーを買った。うつ病が治り、人生が充実してきた。「1冊の本しか読まなくても真の読書家と云われる人がいる」という、まさに父の訓示の通りの1冊、林語堂「生活の発見-東洋の叡智」に出会った。ひょろ長い死体のような友人から「佐野さん、先に行って、僕のために、環境をととのえておいて下さい。こう僕の坐るところとかネ」と言われた。死に対して強がっているようには思えない。笑って、考えさせられ、非常に印象に残った好エッセー。

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著者プロフィール

1938年、北京生まれ。絵本作家、エッセイスト。おもな著作に、絵本『100万回生きたねこ』『わたしのぼうし』、童話『わたしが妹だったとき』、エッセイ『神も仏もありませぬ』など。2010年没。

「2019年 『はればれ、お寿司 おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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