- Amazon.co.jp ・雑誌 (138ページ)
- / ISBN・EAN: 4910013350268
感想・レビュー・書評
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ファッションと音楽特集。
なぜかロックの歴史が50年代から年表でついていて面白い。荘苑は教科書のように教養として紹介しているページがあるのがとても良い。ただ、これでロックのことわかるかというと、全くわからないはず。
以下、いままできちんと聞いたことなかったバンドに興味もてて良かった。
●曽我部恵一推薦
・BenWatt『NorthMarineDrive』
エブリシングザバットガールの人のソロ。
ネオアコの金字塔とのことだけど、本当にその通り。
エブリシングザバットガールも最初はアコースティックだったとか、知らなかった。
RCサクセションにせよ、T-REXにせよ、初期のアコースティック時期って結構良かったりする。ただし売れないんだろうな。アコースティックだと。
●青野賢一推薦
・坂本龍一&カクトウギ・セッション『サマー・ナーブス』
若き日の教授とウルテクミュージシャンの競演。
演奏が凄く、それでいてコミカルなのが、若々しくかっこいい。
・ArthureRussell『World of Echo』
この人、もっと最近の人だと思っていた。ほど、あたらしい。
ずいぶん前に亡くなられている。
あらためて、きちんと聞かなければと思いました。
●阿部好世推薦
・AmericanFootball
セルフタイトルとインディーときて、まるで「あぶらたこ」のようなスピリッツ。音楽は静かなんだけどエモーショナル。
●篠原ともえ推薦
・Goldfrapp『Blackcherry』
やすっぽく懐かしそうに見せてクールにはずしてる感じがかっこいい。それとも、本気のド直球なのかな。マドンナmeetsベイスメントジャックスという雰囲気。
●唐沢厚史推薦
・John Legend & The Roots『ウェイクアップ』
良くないわけがないですね。
●多屋澄礼推薦
・Weekend - La Varieté
渋谷系などは、この延長線にある、と、思わされる、文化の香りただよう、おしゃれさ。
・The Pains of Being Pure at Heart
超ポップなソニックユースがマイブラアレンジしたような。
なぜか初期のゾンビーズの青春っぽい雰囲気を思い出した。
その他気になったもの
●BOOKS
『活発な暗闇』 江圀香織 編
『わたしの獣たち』 有本彌生
『東京大学「80年代地下文化論」講義 決定版』 宮沢章夫
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音楽とファッションはなかなか読み応えあったけど、最近の人のことは全然わからない…
MOVIEコーナーでアピチャッポン監督の「世紀の光」が紹介されていたが、説明文がかなり苦しい感じだった。そりゃそうだ。 -
装苑男子のコーナーは面白い。