装苑 2016年 02月号

  • 文化出版局
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  • Amazon.co.jp ・雑誌 (138ページ)
  • / ISBN・EAN: 4910013350268

感想・レビュー・書評

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  • ファッションと音楽特集。

    なぜかロックの歴史が50年代から年表でついていて面白い。荘苑は教科書のように教養として紹介しているページがあるのがとても良い。ただ、これでロックのことわかるかというと、全くわからないはず。

    以下、いままできちんと聞いたことなかったバンドに興味もてて良かった。

    ●曽我部恵一推薦
    ・BenWatt『NorthMarineDrive』
     エブリシングザバットガールの人のソロ。
     ネオアコの金字塔とのことだけど、本当にその通り。
     エブリシングザバットガールも最初はアコースティックだったとか、知らなかった。
     RCサクセションにせよ、T-REXにせよ、初期のアコースティック時期って結構良かったりする。ただし売れないんだろうな。アコースティックだと。

    ●青野賢一推薦
     ・坂本龍一&カクトウギ・セッション『サマー・ナーブス』
      若き日の教授とウルテクミュージシャンの競演。
      演奏が凄く、それでいてコミカルなのが、若々しくかっこいい。
     ・ArthureRussell『World of Echo』
    この人、もっと最近の人だと思っていた。ほど、あたらしい。
      ずいぶん前に亡くなられている。
      あらためて、きちんと聞かなければと思いました。

    ●阿部好世推薦
     ・AmericanFootball
      セルフタイトルとインディーときて、まるで「あぶらたこ」のようなスピリッツ。音楽は静かなんだけどエモーショナル。

    ●篠原ともえ推薦
     ・Goldfrapp『Blackcherry』
      やすっぽく懐かしそうに見せてクールにはずしてる感じがかっこいい。それとも、本気のド直球なのかな。マドンナmeetsベイスメントジャックスという雰囲気。

    ●唐沢厚史推薦
     ・John Legend & The Roots『ウェイクアップ』
      良くないわけがないですね。

    ●多屋澄礼推薦
     ・Weekend - La Varieté
      渋谷系などは、この延長線にある、と、思わされる、文化の香りただよう、おしゃれさ。

     ・The Pains of Being Pure at Heart
      超ポップなソニックユースがマイブラアレンジしたような。
      なぜか初期のゾンビーズの青春っぽい雰囲気を思い出した。

    その他気になったもの
    ●BOOKS
     『活発な暗闇』 江圀香織 編
     『わたしの獣たち』 有本彌生
     『東京大学「80年代地下文化論」講義 決定版』 宮沢章夫
     



     

  • 音楽とファッションはなかなか読み応えあったけど、最近の人のことは全然わからない…
    MOVIEコーナーでアピチャッポン監督の「世紀の光」が紹介されていたが、説明文がかなり苦しい感じだった。そりゃそうだ。

  • 装苑男子のコーナーは面白い。

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著者プロフィール

レシピ掲載の料理研究家、料理家のかたがた(五十音順、敬称略)
相場正一郎 飯塚宏子 五十嵐美幸 市瀬悦子 今泉久美 上田淳子 おおつきちひろ 大庭英子 荻野恭子 河村みち子 神崎則子 北坂伸子 久保香菜子 コウ静子 古賀信弘 後藤ウィニー 小堀紀代美 坂田阿希子 サルボ恭子 島田まき 舘野真知子 谷 昇 長尾智子 な・すんじゃ 夏井景子 鯰江真仁 野口真紀 萩原雅彦 パン・ウェイ 前沢リカ 牧田敬子 牧野加奈子 松田美智子 丸山久美 南 俊郎 村岡奈弥 山﨑美香 山脇りこ 吉田勝彦 脇 雅世 脇元かな子 渡辺麻紀

「2023年 『クッキングカード 野菜編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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