ものすごくうるさくて、ありえないほど近い [DVD]

監督 : スティーブン・ダルドリー 
出演 : トム・ハンクス  サンドラ・ブロック  トーマス・ホーン  バイオラ・デイビス  ジョン・グッドマン 
制作 : セリア・コスタス  マーク・ロイバル  ノラ・スキナー  ジョナサン・サフラン・フォア 
  • ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント (2013年2月6日発売)
4.01
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  • (27)
  • (5)
本棚登録 : 1487
レビュー : 216
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135976437

感想・レビュー・書評

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  • 公開当時、某Yahoo映画で否定的なレビューを立て続けに目にし、今までスルーしていましたが、ブクログでフォローさせてもらっている方の好意的なレビューを読み、気になって観てみました。
    結果、大正解。
    観られてよかったです。

    この映画大好き。

    冒頭でオスカーのかなしげでさびしげな瞳に魅せられ、一気に物語の世界へ入り込みました。後はダルトリー監督の繊細にして大胆な演出に身を任せ、オスカーと一緒に‘パパの鍵’に合う‘鍵穴’を探す旅に。

    パパの‘残り香’を頼りにニューヨークの街を駆け抜けてゆくオスカー。

    そこで出逢う人々はみなちょっぴり変で優しい。
    優しさの影にはさみしさが。さみしさの隣には悲しみが。

    途中からおばあちゃんの家の‘間借り人’と旅を共にするシーンはほっこり。♪ひとりじゃないって、面倒くさいことねー(笑)...面倒くさいって、楽しい。

    オスカーが探す‘鍵’に合う‘鍵穴’。
    その真相に作者のメッセージを感じた。

    オスカーを演じたトーマス・ホーンは凄かった。
    映画出演はこれ一本だけのようですね。惜しいなー。
    このトーマスくん、ダルトリー監督の『リトル・ダンサー』主演のジェイミー・ベルにどこか似ている気がする。
    パパ役のトム・ハンクスの存在感は圧倒的だし、ママ役のサンドラ・ブロックも良かった。

    やっぱ映画って観てみないと分かんないですね。

    • 5552さん
      hiromida2さん、コメントありがとうございます。この映画、好きです。hiromida2さんもなのですね!
      スルーしちゃわないで本当に...
      hiromida2さん、コメントありがとうございます。この映画、好きです。hiromida2さんもなのですね!
      スルーしちゃわないで本当に良かったです。これもブクログ様のご縁です(笑)
      2018/05/08
    • 5552さん
      LUNAさん、コメントありがとうございます。

      確かホラー映画好きな奥さまでしたね。
      トム・ハンクスがお好きだとの事。
      古い作品です...
      LUNAさん、コメントありがとうございます。

      確かホラー映画好きな奥さまでしたね。
      トム・ハンクスがお好きだとの事。
      古い作品ですが人魚に恋する『スプラッシュ』やアカデミー主演男優賞を獲った『フォレスト・ガンプ/一期一会』、心は子供、体は大人の主人公を演じた『ビッグ』などが好きでした。
      この作品の彼は出番は短いんですが、とても良かったですよね!
      レビュー数も多いので愛されている作品なのだな、と思いました。
      2018/05/13
    • ぺこさん
      5552さん

      この映画大好きです!
      5552さんも大好きとのことで、嬉しいです☆
      5552さん

      この映画大好きです!
      5552さんも大好きとのことで、嬉しいです☆
      2018/05/21
  • 9.11によって突然父親を失ったアスペルガー症候群の少年が、父の遺品にあった「鍵」の意味を求めて、ニューヨーク中を探し回るお話。

    アスペルガー症候群の気があり、人と関わったり、自分の思いを伝えることが苦手な11歳のオスカー。
    彼の良いところや興味関心を伸ばしながらも必要な社会性を身につけさせようと、父のトーマスは、「ニューヨークで失われた第6地区を探す」という宝探し的なフィールドワークを一緒にしながら、他者と関わらせていた。

    しかし、9.11米同時多発テロ事件によって、オスカーは自身の最大の理解者であった父親を突然失い、心のバランスを崩してしまう。

    事件から約一年経ったある日、父の遺品の中から「ブラック」と書かれた封筒の中にある鍵を見つけたオスカーは、父の残した秘密を解き明かすため、ニューヨーク中の「ブラックさん」を探すことにする。
    父に習った地図の読み方、計画の立て方、そして、独自の工夫をもって、472人いるブラック氏を順番に訪ね歩くオスカー。

    しかし、当然ながら、そう簡単には謎は解けない。途方に暮れかけながらも調査を続けるオスカーは、ある日、テロ事件の直後から祖母の家に間借りしていた謎の男と知り合いになり、二人で調査をすることに。
    そして、そんなオスカーの途方もない計画と行動など知るよしもなく、すれ違ってばかりだとオスカーが思っていた母リンダはと言えば、実は誰よりもオスカーのことを理解していて…。

    120分程度の中に、愛する人を失った人々がそれぞれに抱える絶望や悲しみ、そして、心の傷の共有や労わり、ようやく得た許しによって再生して行く姿等が描かれており、泣きそうになりました。

    特に、まだ子供のオスカーが、ひどく後悔しながらも誰にも明かせず、たった一人で胸に抱え込んでいた苦しみが明かされる過程には、こちらまで辛くなりました。

    物語の最後は、決してオスカーが望んでいたものではありませんでしたが、失望を経験しながらも、誰かへの感謝と他人の痛みに思いを馳せるまでに成長した姿には、グッときます。
    父は戻ってこないけれど、父の思いと教育と努力は確かに意味があり、息子の糧になったんだなあ、と感情的と同時に温かい気持ちで観終えた作品です。

    • hotaruさん
      5552さん、こんにちは。はじめまして。
      コメントありがとうございます。
      私のレビューが一つのきっかけで映画を観られたとのこと、光栄です。
      ...
      5552さん、こんにちは。はじめまして。
      コメントありがとうございます。
      私のレビューが一つのきっかけで映画を観られたとのこと、光栄です。
      5552さんのレビューの「一人は面倒くさいけど、素敵」、よくわかります。
      2018/05/22
    • hotaruさん
      5552さん
      すいません、長文を書くと画面がフリーズするので、小分けで…。
      「毛皮のヴィーナス」、レンタルなかったのですね…クセの強い作品で...
      5552さん
      すいません、長文を書くと画面がフリーズするので、小分けで…。
      「毛皮のヴィーナス」、レンタルなかったのですね…クセの強い作品ですが、興味深いので、機会があれば是非観てくださいね。
      2018/05/22
    • hotaruさん
      こちらこそ、5552さんの、暖かいレビューを毎回楽しみにしています。これからもよろしくお願いします。
      こちらこそ、5552さんの、暖かいレビューを毎回楽しみにしています。これからもよろしくお願いします。
      2018/05/22
  • 幸福はどれも同じように見えるのに、不幸はいつも人の数だけ存在するというのは、悲しみにコネクトするのに人は想像力を必要とするという事だ。人は悲劇で必ずしも繋がれる訳ではないが、だからこそそれを求めてしまうのだろう。父の痕跡を探し続けるオスカー君の話はどこまでも自分に突き刺さって、家族の死に目に二度も会えなかった自分の負い目を少しだけ解きほぐしてくれた。これは個人の問題であり私的な感想だ。他の人が何を思うかなんて自分にはわからない。ただ、この悲しみが何かと繋がることができるのなら、それに優ることはないと思う。

  • 「太陽の光が地球に届くまで8分かかる。

    もし太陽がなくなったとしても、

    僕たちは8分間太陽がなくなったことに気づかない。」

    とても素敵で、心に響く例えだ。

    ーーーーーーーーーーーーーーーー

    鍵の正体が分かった後、

    走り出し、めちゃくちゃになっていくシーン。

    そのシーンから後でとても泣いた。

    すごく丁寧にオスカーの心理を表現していた。

    とても良い映画。

    ーーーーーーーーー

    オスカー役のトーマスが、演技初というのにも驚き。

    この映画の主役に選ばれるまで、一般人だったなんて・・・!

    演技上手過ぎ。

    そして、美しすぎる。

    これからどんどん活躍して欲しい!!!!!

  • ひさしぶりに5つ星。

    9・11を扱う映画。

    9・11で父親をなくした11歳の少年オスカーが、その1年後、父親が遺した「何かのカギ」を見つける。

    アスペルガー症候群であるオスカーは、パニックを起こしながらも桁外れの能力を用いながらカギの開ける場所を探す。

    その出来事は、同じく大切な夫を失った妻、つまり、オスカーの母には内緒で進められていく。
    母は、オスカーがひとりで何かをしていることを黙って見守る。

    オスカーに、途中で助っ人が現れる。
    それは、声が出ない老人である。

    その声亡き老人との関わり。
    そして、ふっと心を包んでくれるようなラスト。
    「失う」とはいったいどういうことなのか。
    「生きていく」とはいったいどういうことなのか。

    そんなことを、じんわり考えさせてくれる、最後には心が少しだけ温かくなるような、そんな映画でした。

  • 本当によかった。
    オスカーとパパの絆。パパとママとの絆。オスカーとママの絆。
    どれもこれも愛おしい。
    オスカーがタクシーで去って行くおじいちゃんに向かってパパの良い所を叫ぶ所、
    ママがオスカーの髪をなでながら、お互いパパの恋しいところを言い合うところ
    胸がぎゅうとなりました。

    太陽が爆発してから8分間(7分間?)僕たちは気づかない。
    この鍵穴を探すことは僕とパパの8分間だ

    という言葉すごく残っています。
    オスカーの頭のよさ、性格もとても魅力的でした。

  • アメリカの文化的な面白さ。
    さっきまでは他人だったのに、今まで誰にも話してなかったことを打ち明けてしまう。そして今はハグしてしまう。
    他人同士だから、分かり合える国なんだろうな。

  • WOWOWにて鑑賞。
    久しぶりに涙を堪える事ができなかった。
    家族の愛情をものすごく深く感じた作品。
    どちらかというと社会的に弱者になる人達に対して、大国でも色々と一生懸命考えたり、感じたりしてる人がいるんだなぁと当たり前のことなんだけど、再度考えるきっかけになった。
    特に母親の愛情を強く感じた作品。
    もちろん、お父さんもおばあちゃんもおじいちゃんも、それ以外の人達も、みんなすごく愛情深いのだけれど。
    そして、どうしても言えなかった事を家族以外の人に打ち明ける気持ちもなんだかすごくわかるような気がした。
    心のドアを強くノックされるようなそんな気持ちになる作品だった。

  • アフガン報復とイラク侵略の過失を通じてアメリカが不可謬の加害者となったことで、アメリカ国民として911の悲劇を国際情勢の一連の文脈にあてはめて語る正当な資格を持つ者は一人もいなくなってしまった。しかし、語る事なしにだれもトラウマを乗り越えられない。だからアメリカの集団意識は架空の少年を捏造し、彼に語る資格を引き受けさせることで乗り切ることを欲望する。寡婦でも退役傷病兵でもない、外部からの攻撃に対してこの上なく傷つきやすく、詩的感受性ゆたかな自閉症の男の子を選んで、この子を犠牲(いけにえ)に供し、彼に苦悩を託し、過ちを負わせ、彼に苦難を克服させることで自らも救済されようとした、――それがこの映画の試みである。

    このような委託、つまり世界一の軍事超大国が無防備な対人恐怖症の男の子に自己を投影し、謎を背負わせて被害者として殉教者のように祭り上げる祭祀は、もちろん倒錯的責任放棄であり、到底許されるものではなく、断固糾弾しなければならない。

    しかし、この映画は同時に私たちに教えてもくれる。トラウマに遭って人間の生はくずおれる、――あたかも直立していたビルが崩壊するように。そうして少年は一目散に走り出す――、あたかも太陽が消滅して光なき闇に突き落とされたかのように。しかしたとえ世界が滅びたとしても、いまも頭の中で鳴りやまない電話からは逃げられないことを。電話は誰かにではなくて「お前」に宛てて呼びかけ続けられ、「お前」が立ち上がって受話器を取ることを待ちわびていることを。その関係性においては年齢や病歴といった一切の留保の条件が存在せず、どれだけ理不尽でも、ものすごくうるさくてあり得ないほどの近さから響く声を、ひとは両手で耳を蔽って遮ることはできず、ただ嘆き、うつろな目で空を見つめるように、ただ受け止めるしかないことを。

  • 内容知らなくてタイトルだけ見て、大人に向かって子どもがひっついてピーチクパーチクうるさい程喋るコメディ系のかと思ったら、全然違った(笑)
    ちょっと重い…と途中観ながら思ったんだけど、凄くいい映画だった。
    恐怖で勇気が出なくて留守電を聞きながらも、電話に出れず途中で切れる留守電と同時にTVに映った崩れるビル、を観て泣き崩れる男の子。
    もうボロ泣きですよ。

    希望から絶望に落ちた時も胸が潰れそうだったけど、失望する方が何もないよりいい…か。
    深いなぁ。

    母親が先回りして皆の家を訪ねて、その後男の子と語り合うのも良かったし。
    何気ない日々を過ごして、小さなことに目くじら立てたり不平不満を漏らす自分を恥じた。
    もっと周りを、自分を、毎日を大切にしよう。
    まだまだ人間が未熟なので毎日が当たり前になった時に、またこの映画を観たい。

    とにかく、顔が涙でグチャグチャになりました。

    • 5552さん
      ぺこさん、こんばんは!

      先程は私のレビューにコメントありがとうございます。
      ぺこさんもこの映画が大好きだとのこと。
      とっても良い映画ですよ...
      ぺこさん、こんばんは!

      先程は私のレビューにコメントありがとうございます。
      ぺこさんもこの映画が大好きだとのこと。
      とっても良い映画ですよね(^-^)
      私もいろんなシーンでボロ泣きでした。
      ハグ好きの『ブラックさん』みたいにオスカーをハグしたくなります。
      また観たいです。




      2018/05/21
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