J・エドガー [DVD]

監督 : クリント・イーストウッド 
出演 : レオナルド・ディカプリオ  ナオミ・ワッツ  アーミー・ハマー  ジョシュ・ルーカス  ジュディ・デンチ 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.18
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感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135976413

感想・レビュー・書評

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  • 子供の頃に、アンタッチャブルというテレビ映画があって
    その時のFBIとフーバー長官の活躍に目を見張った覚えを
    この映画を見ながら、思い出した。
    フーバー長官は、イメージ戦略をよく心得ていた。
    FBIは、そんなに力がなく、州警察の方に力があった。
    指紋を基礎にして、科学的捜査の重要性をフーバーは実感した。
    幼児誘拐事件をテコにして、FBIに捜査及び逮捕権を確立する。
    犯人を捕まえる時の派手なパフォーマンス。
    確実に、FBIの初代長官となり、
    死ぬまでFBIの長官であったというからすごい。
    クリントイーストウッド監督なので、アンタッチャブルみたいな
    FBIとフーバー長官を描くと思ったら、随分違った。
    フーバー長官は、母親に対する愛情と母親に対しての接し方が
    あまりにも異常すぎる。その側面がありながら、同性愛だった。
    女性との付き合い方も、ぎこちなく、うまくいかない。
    秘書に一目惚れして、ストレートに申し込んで、拒絶されて
    そこから、女性恐怖心もあったのだろう。
    フーバー長官の意外な人間の側面も描き切る。
    痛快丸かじりの FBIとフーバー長官でないところが、面白い。
    ディカプリオが、熱演した。彼は、演技派なんだね。

  • アダム・ドライバーがちょい役で出てるから見てみた(そんな安易な理由)。

    ディカプリオ主演だし、クリント・イーストウッドが監督だから重厚な作品だった。アメリカの歴史に疎いのでスムーズに理解できない自分がいたけど、フーヴァーとトルソンの関係が考えさせられるがやっぱりずっと同士でいたので最後はウルっときました。
    私には懐かしいリー・トンプソンが出演してたので見れて嬉しかったし、アダム・ドライバーも短いながらもセリフが多くて重要な役だったと思う。

    いただけなかったのは、やっぱり老けメイクがいまいちだった事かな。

  • BSプレミアム録画>2011年米。伝記映画。
    衝撃の真実というか何というか…。FBIを創設したジョン・エドガー・フーバー長官のお話。老年時代から過去を回想するような形でその時代;今と過去を並行して進む。
    町山さんの前解説をちょこっと聴いていたお陰で何とか助かった。知らなければ何が何やら…で至極つまんない話だと思う。少しここらへんの話の背景を知らないとちょっと辛いような気も…(^^;)
    なかなか興味深い人物でした。マザコンでBLな人だったとはww…お偉方を盗聴し弱みを握り(半分脅しのような形で)、その座に長く君臨し続けたってこの人の根性も凄い。
    硬派なレオ様。雇った部下,トルソン君(アーミー・ハマー)も既にBL臭漂う美形なお顔でww御付の秘書官Miss.ガンディがナオミ・ワッツだったとは!?特殊メイクのせいなのか全然気付かんかった(゚Д゚;)。。老トルソンのメイクにちょっとムリ感がww(関根さんの大滝秀治っぽいw)

  • 本当にクリント・イーストウッドはピアノがポロンポロンというエンディングが好きだよなぁ。この甘ったるい終わり方はこの作品は合わなかったような気がする。まあ、彼はゲイのことが分からないから、しょうがないよなぁ。
    全体にはよく出来ている映画で、史実にもかなり忠実だと思うのだが、惜しむらくはメイキャップである。ディカプリオもナオミ・ワッツも、老け顔があまりにも作り物すぎてなじめない。歳をとれば、顔の筋肉が重力に負けて落ちてしまうものなのだが、それが表現できていないですな。だから、WW2以後の話が学芸会っぽくなってしまった。それにしても、リンドバーグの息子の誘拐事件はいったい誰が犯人なのだろう。父親犯人説がやっぱり正しいのか。

  • クリント・イーストウッド監督、レオナルド・ディカプリオ主演でFBI初代長官のエドガー・フーヴァーの生涯を描いた映画。
    フーヴァーは共産主義者対策や犯罪撲滅を通じて力をつけていき、FBIを設立。
    大統領や有力な政治家を盗聴、脅迫などしてファイル化、弱みを握り大統領ですら手をだせない存在になっていく。
    その一方で、フーヴァーはFBIの副長官トルソンとの同性愛関係にあったり、マザコンでもあったりもした…。

    晩年のディカプリオのメイクが凄いです。

  • エドガーの人生が濃すぎて映画では計り知れず、走馬灯のように見終わった。FBIの業績を綴っているというよりはエドガーの私的な一面に迫った話。

    レオ様の演技みてるだけで楽しい。

  • FBI初代長官ジョン・エドガー・フーバーには実は秘密があったという話で、それはマザコンでBL。そうひどくはないのだが、孤独な人生をおくっている。さらに偉い人の盗聴し弱みを書き記した秘密ファイルを持ち長官職を続ける。共産党は病気だという偏向思想の持ち主で、思想的弾圧も辞さない。若き人のエドガーと年老いたエドガーをディカプリオが特殊メイクでうまく演じている。独善的な人で、その雰囲気で喋り倒すスタイルが映画のタッチとなっていて個性的な映画になっている。
    ただ、エドガーはアメリカでは大きい存在なんだろうが、ワタシたちにはあまりピンとこない。こんな秘密がありましたと言われても、マザコンくらいではさほど興味がわかない。ちょっと退屈。
    キネ旬2012 9位

  • 別途

  • ディカプリオがホントにフーバーに見えた。ナオミ・ワッツとアーミー・ハマーの演技が光っていた。

  • フーバー長官が元来イーストウッドの好きなタイプの人種なんでしょうな。しかし、個人的には最も嫌いなタイプの人物(謙虚さの欠片もない、ルールを自分の良いように解釈し、力で圧殺する)。これを、観客を置いてきぼり、あるいは突き放したように描いているので、途中からなんじゃこれ、と思いながら見続けた。嫌悪感を感じさせるのが狙いなら見事にハマったことになるが、まあ違うね。こわもての人種の実のところの心情が…なんて、ホントどこにでも転がっている類のそれ。

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