芙蓉千里 (角川文庫) [Kindle]

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  • 鮮烈な女性の生き方。こういう時代、本当にこういう生き方をした女性がいたのかもな、なんて思ったり。はじめはなかなか入り込めなかったのですが、後半はちょいちょい涙ぐみ。自分の力で生きていくという潔さ。だけども迷い悩み、時代に翻弄されつつも。
    個人的には後日譚の「桜の夢を見ている」の方が良かったかな。というかタエの方が感情移入しやすかったというか。フミはまっすぐすぎるからね。
    親友だからこそ憎く嫉妬することもあるということか。ここら辺、前半はフミがタエに嫉妬し、後半の後日譚ではタエがフミに嫉妬していることを語る。隣の芝は青い、というか、それぞれ大事に想うからこその嫉妬なのかな。鏡像のような感じでした。
    山村と一緒に行かなかったという選択。どうなんでしょうね。フミ自身言っているようにどっちを選んでも後悔は残るんだろうな。人生の中には正解はなく、どちらを選択しても後悔が残ることもあるんだろう。ま、そういう点、すごく正直な小説だったと思う。
    黒谷は救われたのかな?
    なかなか女心はわからない、というのかな。女性が読むと受け取り方はだいぶ違うんでしょうね。
    蘭花の自殺が理解できなかったんだよな。読んだときはてっきり千代が刺したのか思ったもん。
    千代の最後も激烈だったなあ。歳のせいか最近は自らの散り際をどうすべきかなんて思ってしまって。
    角川Kindle70%offで購入。この作家さん、いろいろ作品があるみたいで。また何か機会があれば別作品を読んでみましょうかね。
    って、続編があるみたいですね・・・Kindleになったら読んでみようかな。

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