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感想・レビュー・書評
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▶学んだこと
・事業はwin-winではなく、winをもっと広い範囲で作ることができる。5Cの観点からwinを生み出していく。Winの累乗がグローバルにうねりを作る。
<5C>
・一緒に働く仲間(Company)
・商品・サービスを購入してくれるお客さん(Consumer)
・事業を展開する地域(Community)
・資金を提供する株主
・競合ではなく同業者(Cooperation)
・マルチタスクで仕事に取り組む環境が組織によって用意されているため、従業員は全体感を持つことができ、その結果、自分の仕事が誰かの役に立っていることを実感し、モチベーションを高めている。全体感が見えない中で、目の前の仕事をこなすのは難しい。
・事業の社会的インパクトを広げていくには、水平のインパクトと垂直のインパクトがある。水平のインパクトはいろはすの事例のように、関わるカスタマーを増やしていくイメージ。垂直のインパクトはTFTの教育事業のように、サービス提供後のカスタマーの動きを分析して影響の範囲を広げていくイメージ。
・コミュニティにWinを作ることが、ビジネスにおけるWinとして跳ね返ってくる。(例)ファーストリテイリングの全製品リサイクル活動、医師の教育までを地域に根づいて実施するジェネリック医薬品の企業
・カゴメは健康増進セミナーを株主向けに行い、金銭的な関係を超えてエモーショナルな関係を気付くことで企業経営を安定させている。株主が社会的価値に投資をすることに意義を感じ始めている。
・アキュメン・ファンドが投資先に選ぶビジネスは、「100万人に届く可能性がある、または10倍規模でのビジネスの拡大が望めること」詳細をみるコメント0件をすべて表示