日銀を知れば経済がわかる (平凡社新書 464) [Kindle]

著者 :
  • 平凡社
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感想・レビュー・書評

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  • 池上さんの講義を聞いているかのようなわかり易さ。,日本銀行の仕事(銀行の銀行・政府の銀行・発券銀行)、,歴史、今までの政策について経済オンチでも理解ができる内容。,また、日銀の話から派生してFRBの説明も終盤にあって良い。

  • 日銀についての入門書。批判本が多い新書の中では、ある程度日銀に好意的に書いている。もとが日銀の雑誌への寄稿文だから仕方ないけど、網羅的に金融政策を洗いたい人向け。私は、あまり参考になるところが少なかったので☆3つ。

  • あいかわらずわかりやすい。

  • 一般常識よりは少しだけ深い(?)知識が、わかりやすく得られる、という感じでしょうか。輪郭がぼんやーりとつかめた気がします。

    決して悪い意味ではなく、こうやって概要をまとめて伝えるというのは、全体感を理解していないとできないことだと思うので、Kindle定価分くらいは妥当かなと思いました。

    あとはここに出ているキーワードを元に自分でもう少し深堀りしたり、これからの関連ニュースをもっと興味をもって見ていきたいと思いました。

  • 本書を読み終えた今となっても、日銀のことを知っている……なんて絶対に言えない。哲学的(?)に言うならば、知らないということを知った、といった程度と思う。

    それほどに日銀は難しい。あの池上さんをもってしてもだ。

    それでも、様々な失敗を繰り返しながらも、日銀が全力で頑張っていることは理解できた。結果として、景気浮揚しなかったとしても、バブル崩壊を引き起こしたとしても、一見無策に見えたとしても、その時々で日銀は日銀なりに考えていたのだと。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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