DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 2023年 2月号 特集「マネジメントの現在・過去・未来──HBR100年」[雑誌]
- ダイヤモンド社 (2023年1月10日発売)


- 本 ・雑誌 (145ページ)
- / ISBN・EAN: 4910059690236
感想・レビュー・書評
-
●官民のコラボレーションに関する記事は参考になると感じた。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
特集は、ハーバード・ビジネス・レビュー100周年を記念したものだった。
おさらいとして面白かったが、何より100年前からこの雑誌が存在していることがすごい。
1922年10月に創刊したらしいのだが、日本で言えば大正時代。
経営学ってそんなに古いのか。
効率的に管理するにはどうすればいいのか、みたいなところから始まったのが、いまやパーパス経営がメインテーマ。
会社経営も人類の英知の結晶なのだよね。 -
HBR100年特集号。
過去にインパクトがあった論文を取り上げつつ、100年のトレンドを振り返る。
印象的なのは女性の社会進出。最初期はパンチカードを取り扱うところから始まり事務職へ。1965-1979年頃は女性が管理職になることは反対もされていて隔世の感がある。そして雇用機会均等法以後のハラスメントの問題。20世紀後半は女性がトップに立つことの問題にシフト。そして現代。ただ欧米はこんな流れだけれど、日本は2周ぐらい遅れている印象。やれやれ感が否めない。
もうひとつ印象的な記事は、グローバルカンパニーのCEOによるコメント。インド系、女性も多い。日本企業がグローバルカンパニーになりたいのであれば、様々な人種を取締役に入れる必要があるし、トップをインド系にするとか、当然女性も含める。こんなことが出来ている日本企業は片手ぐらいな気もしていて、なかなか悩ましい状況ではある。 -
図書館で HBR100年マネジメントの現在過去未来
ハイブリッドワーク時代の企業文化
勤務の柔軟性 勤務地スケジュール仕事量チームプロジェクトへの相当の自由度
仕事を通じた文化の伝達 感情的な近さ マイクロカルチャーの醸成 -
全体的に良い記事が多い。
-
この100年で経営課題がどう変遷していったのか。ハーバード・ビジネス・レビューだからこそ成し得る、そして説得力の生まれる特集だ。
そのありかたが軍隊のそれと変わらないようなところから、共創や共感へ。女性がいないことが当たり前の時代から、包摂的な多様性の今へ。100年での企業体の歩みから人類の進歩に希望を覚えるとともに、100年経つにも関わらず残る旧弊な考え方もつきつけられる。
未来を考えるためには過去を知ることが肝要であり、イマココの不条理は過去の道理であることを知る。 -
充実の内容で面白かった。
共創を実現するリーダーシップ
組織が成功するために必要なこと
「よい仕事」とは何か
を勉強会用にセレクト。 -
・P26:一人の天才に依存しない 共創を実現するリーダーシップ
・P110:自信を持てない部下に、何をどう語りかけるか
https://dhbr.diamond.jp/articles/-/9162 -
競争の元年か。
いまひとつ盛り上がりに乗れないんだよなあ、ビックデータ。 -
【共通課題】
<ビッグデータで経営はどう変わるか>p42
1.概略説明
2.疑問点
・日本企業におけるSFA・CRM失敗よりどう学ぶか。なぜ上手くいかないか
・データ重視企業の仮説検証
3.その他シェア事項
・ビッグデータの概念(狭義・広義)
・Hadoop、BIツール
・最優秀な人材はよそにいる
・マネジメントの5つの課題(ビジョナリーカンパニー2)
【自由課題】
<ビッグデータ活用スキルをいかに育むか>p110
・CRMの失敗。期待と懐疑
・データファーストよりモデルファースト
・なぜモデルを信用しないか?
・中小企業における具体的指針
<業績指標の誤謬>p122
・バイアス
・EPSの効用・事例
・なぜ直観?
・直観の危険性(ビジョナリーカンパニー2)
・四つのステップ(7つの習慣)
<他人のために時間を使えば、自分の時間も増える>p30
・自己効力感
・Time is money
著者プロフィール
ダイヤモンド社の作品





