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- / ISBN・EAN: 4988021137447
感想・レビュー・書評
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正直なところ、全く期待はしないで見た。
当たり障りのない、特別印象にも残らない映画だろうけれど、ただ綾瀬はるかが可愛ければいいと思って。
その通りだったなら、予想通りだと星3つはつけただろう。
それが2つになったのは、これが「不可ではない」程度ではなく、良い映画になる可能性を持つものだったからだ。
それなのに、それを作り手が自ら放棄してしまっていたからだ。
綾瀬はるか演じるアッコちゃんが恋に落ちる岡田将生が、化粧品会社の開発担当という設定はすこぶる良かった。
アッコちゃんの変身願望と繋がっていて、女性が自信を得たり、何かと戦うために化粧をすることを描く、それはとても地に足のついた、共感を得られる題材だ。
それに、働くことに対して漠然としたミーハーな憧れしか持っていなかったアッコちゃんが、働くことの苦労と喜びを身を以て知って行く展開も良かった。
だがしかし。
何故あの学級会を入れた!
何故あの爆弾を入れた!
途中で脚本家が飽きてしまったのかと思うくらい、中盤以降が投げやり。
そして無駄に長い。
こんなに長くする必要はなかったのに…。
また、ここで終われる、という場面が3回ほどあり、あれまだ続くの?と拍子抜けした。
そのうちの1つと本当のラストはなかなか良かったので、選べずに全部突っ込んでしまったのか…。
とにかく、残念、の一言に尽きる。
綾瀬はるかの可愛さは半端なくて、「見かけは大人だけど中身は子供」を魅力的に演じていたんだけどなぁ…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
綾瀬はるかは、こんなとぼけた役が実にハマる。
コメディができる 稀な女優。
魔法のコンパクトで、願った人に変身できる。
化粧品の企画部の岡田将生に、スカウトされちゃう。
ふーむ。
その化粧品会社の買収の話が、実に軽っぽい。
この軽っぽさが、アッコちゃんが頑張れるのかも。
まぁ。楽しめるねぇ。
東京タワーが見えるオフィスって、イイなぁ。
いつも、残業しそうだ。 -
映画館
ただただ岡田将生がかっこよかった。
熱海専務が、漫画から飛び出してきたの!?というような仕上がりでカンシン。(実際に漫画に登場するキャラかどうかは知りません)
アッコちゃんには、いつかナオトに観覧車に乗ったことを話して欲しいな。 -
綾瀬はるかのコスプレが見られるメルヘン映画。原作は、天才赤塚不二夫先生だが、本作はオリジナル。大人になっても純真な心を忘れてはならない的なメッセージも含んだ作品。制作にSK-Ⅱが協力しているようだが、本作2012年の2年前から同商品のCMモデルをしていたので、ある意味タイアップ映画ともなっている。
『映画 ひみつのアッコちゃん』のタイトルで、誕生50周年記念の2012年に綾瀬はるか主演で実写映画化された。公開は2012年9月1日。3月16日に予告編特報が公開された。監督は川村泰祐。配給は松竹。
ストーリーは映画のために作られた完全オリジナルであり、物語は一般企業(化粧品会社)を舞台として展開される(アッコの基本設定自体は、原作に準拠しており、その正体は小学生)。
SK-II COLORとのコラボレーションとして数量限定でコンパクトミラーが発売。
全国217スクリーンで公開され、2012年9月1、2日の初日2日間で興収1億4,176万4,800円、動員12万8,773人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第5位となった。
映画ストーリー:
パパが買って来てくれて、ずっとお気に入りだったコンパクトの鏡を、落として割ってしまった小学5年生・10歳の加賀美あつ子(アッコ)。割れた鏡を、庭に埋め、「鏡のお墓」を作った。その日の夜、鏡の精を名乗る男が現れ、アッコに、とある物を渡す。それは、なりたいものになれる魔法のコンパクトで、アッコはオトナに変身。だが、この秘密を誰かに知られたら、二度と魔法は使えないという。
外見だけが22歳の姿になったアッコは、ある日、化粧品会社のエリート社員・早瀬尚人にスカウトされアルバイトをすることになった。しかし、子供のアッコには大人の社会がわからず、働いた経験はもちろんなく、仕事も失敗続き。尚人だけはアッコの驚くようなアイデアを面白がり味方をする。そんな中、会社に、世の中を騒がす乗っ取り事件が発生。尚人にもピンチが訪れる。(ウィキペディア) -
請求記号:13D181(館内視聴のみ)
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ふむ
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映画としては赤塚節が全然なく、うーんだったけど、自分に戻るというストーリーを今の自分と重ね合わせらかった
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ロードショーにて。
原作を知らない世代としては, 完全に新しい物語として楽しめる。
逆に原作を知っている人にとっては, 微妙な内容なのかもしれない。
ストーリー自体はお子様向けで, 感情移入するのは難しいけど, 当たり前のことを小学生のアッコにいつの間にか諭されている自分がいた。
小学生で習うことって一生の礎なのよね、意外に。
何より, 岡田将生が死ぬほどカッコよく, あんなキャラクターを演じていても可愛いと思える綾瀬はるかを眺めることが幸せな映画なのである。