証拠死体 検屍官ケイ・スカーペッタ (講談社文庫) [Kindle]

制作 : 相原真理子 
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感想・レビュー・書評

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  • 検屍官ケイ・スカーペッタシリーズの第二弾。このシリーズは五作目ぐらいから読み始めていて、面白かったので初期の作品にも手を出してみようと思い、読んでみました。

    後の作品を先に読んでしまっているので、どうしてもそちらとの比較になってしまうのですが、主人公ケイの検屍官としての仕事っぷり(=死体の解剖と、その結果判明する被害者の身体的特徴や死因、遺留品)については、この作品ではそれほど詳しく描写されてません。そのあたりの筆力は、作品を重ねるごとに洗練され、凄みを増していったんだということが分かります。

    一方で、この作品のケイは非常によく動き回ります。検屍官って探偵か刑事なのか?と誤解するぐらい、犯行現場にも駆けつけるし、被害者の家族や知り合いに話も聞くし、あるキーアイテムを探すために飛行機で移動すらします。知的であり、感情的であり、行動的であり、ナイーブでもあるケイのキャラクターは、第二作にして既に遺憾なく発揮されています。

    ミステリーのジャンルに入る作品なので、詳しいストーリーについては触れませんが、ケイ・スカーペッタシリーズとしては「控えめだけどなかなか面白い」作品なのではないかと思います。

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プロフィール

マイアミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、1990年『検屍官』で小説デビュー。MWA・CWA最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家に。ケイ・スカーペッタが主人公の検屍官シリーズは、1990年代ミステリー界最大のベストセラー作品となった。他に、『スズメバチの巣』『サザンクロス』『女性署長ハマー』、『捜査官ガラーノ』シリーズなど。

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