池上彰の政治の学校 [Kindle]

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  • 朝日新聞出版
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感想・レビュー・書評

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  • 本書の内容よりも、わかりやすく読ませる技術・表現が勉強になった。
    あ、もちろん政治のお話は易しく解説されていて、とても面白かったです。

  • 2010年7月,参議院選挙の開票に合わせたテレビ東京の選挙特番で,私は司会を担当しました.(冒頭の一文)

    日本の選挙制度,政治家,官僚に関する基礎知識を簡潔に説明している.重要な所には太文字が使われており,引かれたレールの上で勉強している気がしてならないが,+αは自ら調べろ,という暗に言われている気がする.読んだ全てが真実ではないと注意して自分で調べることも大事.

  • Amazonのセールで購入、新幹線で読了。
    分かりやすくて読んでよかった。ちゃんと理解してないけど気づいてないことって結構あるものですね。

  • 最後に池上さん自身の私案を知ることができた
    いつも解説と毒を吐くイメージだけだったので新鮮でした

  • 日本の政治の仕組みを分かりやすく解説。意外と知らなかったことも明解に。一方でポピュリズムの危険性、選挙権を18歳に引き下げなど独自の見解も示している。読んで損はない書である。

  • 池上彰の政治入門書。といっても、どうやったら政治家になれるのかという話ではもちろんなくて、選挙制度や民主主義制度の仕組みをわかりやすく解説している。新聞やテレビの政治の話題を少しでも理解できるようになり、選挙に行きたい気持ちにしてくれる入門書である。
    小選挙区制度の功罪、なぜ一票の格差がなかなか解消されないのか、国内外の選挙制度と大統領・国家元首の違いなどを、池上さんならではの平易な解説で一気に読ませてくれる。小選挙区比例代表並立制の弊害で、選挙のたびに第一党に大きく票が集まる現在の政治状況を分析し、選挙に積極的に参加して政治をきちんと見守る重要性を説いている。

  • 知らなかったことを知り、マスコミが遠慮して言わないようなことをズバリと言う。堅苦しい政治の世界が、実は自分の身近にあって、もっともっと政治に参加していかなければいけないのだということを、肩肘張ることなくすんなりと理解できる……というか、理解できたような気分になった。

    池上さんの選挙特番に感心した人にお薦めの1冊。

  • 政治の世界初心者の自分にはさっくり読めてなるほど!っとおもえる内容でした。アメリカの大統領選挙やイギリスなどの政治家を育てる環境や民主主義って何ぞやってとこで思わず、唸ってしまいましたね。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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