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感想・レビュー・書評
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勘で救助する消防士の話。
俺はこの作品があまり好きではない。勘で救助される立場になると非常に怖いからだ。「なぜか助かる」のは救助される人にとってはいいことだが、助ける側にとっては非常に怖い。そこに根拠がないからだ。根拠がないと怖いのはマネができないから。根拠が理屈で説明できると、その理屈をもう一度再構築すれば他の人も同じように行動できる。理屈もなく危険の中に飛び込んでいく人間は味方にいると怖くて仕方ないだろうな。
大吾はスーパーマンになりたいといっていたが、本当にスーパーマンだよな。努力では絶対に身につかない不思議な力で人を助けてしまう。その力は努力で身につけたわけではなく、なぜか持っていた力。確かにスーパーマンとしかいえない。
このマンガは曽田正人の他作品と比べて、熱いという点では同じだが、主人公のすごさに理由がないというのが全く違う。作中で多少説明しようとしているが、そこをもっとちゃんと説明してたらもっと印象は違ったかもしれないが。。この作品での反省か、この後の作品はすごさの根拠が分かるようなストーリー展開になっている。詳細をみるコメント0件をすべて表示