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感想・レビュー・書評
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これすっごい。紳士淑女の皮をかぶった上流階級の人間ほど下衆い輩だということをここまで的確に書いちゃった!もちろん100パーセントじゃないけど、これはかなり普遍的な事実だろう。テリエ楼も、なんだかその場の情景が、空気が感じられるような鮮やかな小説だった。しかし、娼婦って、かなーり昔からある職業だよね、それだけ必要とされてるのに、なんでこんなに虐げられるんだろう。性に対するタブーと言うか、その感覚はわかるのだけど、理論立てて説明できない。これは再読にも再再読にも耐える、かなりの良作であると感じた。
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