とせい (中公文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 隠蔽捜査シリーズ以外で、コレ!という今野敏著作に出会えて無かったのだけど、きた。
    これは追い続けることになりそう。

  • 今野敏のヤクザ系エンタテインメント。
    タイトルの「とせい」とは、おそらく「渡世」の事であり、ヤクザの
    生きる日常を指す。

    最近では珍しいくらい義理と人情を大切にするヤクザが、ひょんな事
    から出版社を経営することになってしまう、という、かなりぶっ飛ん
    だ設定。しかしこの作品、非常に面白かった。

    主要登場人物はヤクザと言うよりも、任侠の人。
    カタギには一切の迷惑を掛けることを良しとせず、意地や面子はしっ
    かりと通す。ストーリーの流れはかなり都合が良い感じがしないでも
    無い(^^;)のだけど、彼らの奮闘する様に感情移入しまくってしまう。

    薦めてくれた人はこれを読んで「ヤクザになりたくなった」と言った
    のだが、僕も全く同じ事を感じた。あくまで、こういうヤクザだった
    ら、だけど。

    こういうジャンルの作品でありながら、読後の清涼感はかなりのもの。
    シリーズでもう何作かあるので、これから順次読んでいくつもり。
    かなり良いです、コレ。

  • 文句なしに面白い。やくさのドタバタものといえば、唐獅子シリーズを思い出すけれど、唐獅子株式会社を彷彿とさせる。二作目の任侠学園を先に読んだが、やはりシリーズ一作目ということで力が入っているのだろうか。単なるドタバタというより、ホロリとくるような義理人情の世界も描かれていて、詠み応えがある。

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