超訳百人一首 うた恋い。 (コミックエッセイ) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 百人一首覚えたこともありましたが、ほとんど忘れてしまいました。五七五七七のリズムが良くて、意味も分からず諳んじていましたが、意味が分かるとまだ味わい深いものですね。
    この巻では六首を解説しています。好ましく思ったのは陽成院(貞明)と綏子内親王のエピソードです。やんちゃでかわいく思えます。「筑波嶺の みねより落つる みなの川 恋ぞつもりて ふちとなりぬる」

  • 学生時代に読んでいればもっと国語の点数が良かったのか

  •  漫画は在原業平,陽成院,藤原義孝,紫式部,藤原道雅,藤原定家&式子内親王。
     みなアニメになった物語だが順番は異なる。アニメは随分と分かりやすく脚色されていたようだ。漫画の他に「ていかメモ」として豆知識の解説があり,最後に百首全てが「超訳」と共に記されている。超訳されると現代人には理解しにくい歌の内容もかなりわかりやすい。

  • だいぶ前に図書館で借りて読んでそれきりだったけれど、読み放題がそろそろ終わるリストで見かけて、懐かしくなったので読んでみた。
    このお話はやはりおもしろい。
    昔読んだときよりも、登場人物の気持ちがよく感じられるような気がした。

  • 自分は古典とか原文で読むと挫折してしまうタイプだ。原文で読めるようにはなりたいが、どうしても時代背景や人物同士の関係までわからないので理解不能となり思考停止に陥ってしまう。仕事で使う知識でもないし、古典に触れることをどうしても怠ってしまいがちだ。しかしながら、日本人としてのアイデンティティを築き、フラット化する世界の中で、他者との差別化を図るためには、古典に向き合わざるを得ないのも現実である。こうして漫画化されると非常に読みやすくてありがたい。
    藤原道雅と当子の関係が切なくて泣けた。

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著者プロフィール

鹿児島県出身。静岡大学卒業。

「2023年 『新版 超訳百人一首 うた恋い。 1』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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