スカイ・クロラ (C★NOVELS BIBLIOTHEQUE) [Kindle]

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 8
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感想・レビュー・書評

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  • ミステリィの方がいいかなぁ。
    まだ続き物の一冊目ということで保留:-)

  • 映画が先で、押井監督の世界観に衝撃を受けたけど、森先生がヤバすぎたんだな…
    賛否両論かと思うけど、私は好きです。もし自分がキルドレだったら、と妄想しながら読むと、内面の繊細な描写をシンプルに凄いと感じる。あと、地味にドッグファイト描写がカッコいい。

  • 友達から借りて読んだ。
    キルドレの悲哀。
    不思議な世界。
    続きがあるのかな?気になる。

    森博嗣っていろんなもの書けるんだなぁ。。
    同じく森博嗣の『少し変わった子あります』を読み終わったのが4年前の今日(ちょうど!)だったらしく、びっくりした。

  • 私には合わない、何が面白いのかわからない。シリーズがあるらしいが。。。

  • いろんなことが明瞭なまま話が進むのではなく、なんだかよくわからない物語。
    私の好みとはちょっと違うカラーの小説。
    なのに、これが3度目の読了。
    なんでかわからないけれど、惹かれるシリーズです。

    『スカイ・クロラ』シリーズの1冊目。
    時系列で並べると、最後の物語になるのかな。
    だから、初めて読む時には話の流れはよくわからないはず。
    初読時には、どう感じたんだったかな…。
    意味がわからないなりにも、夢中で読んでたような気がします。

    語り部の名はカンナミ。
    キルドレと呼ばれる永遠に歳を取らない子供です。
    彼らキルドレは、戦闘機パイロット。
    戦いで死ぬときだけが人生の終わり。
    それまでの間は、昨日と同じ今日、今日と同じ明日を生き続けています。

    永遠の時を生きているのに、刹那的な雰囲気をまとっているような不思議な感じがします。
    彼らはみんな壊れやすいガラス細工のよう。
    透明でキラキラしているんだけど、すぐに粉々になっちゃいそうなくらい危うい。
    そのアンバランスなところが、惹かれる理由なのかな?

    戦闘機パイロットの物語だから、空を飛んでいるシーンがたくさんあります。
    その描写がまた心地いいんですね。

  • 不思議なテイストをもつ話である。
    近過去の日本という感じの世界で民間軍事会社が第2次世界大戦級の戦闘機で戦闘している。
    キルドレという思春期を過ぎてから成長が止まり、永遠に生き続ける主人公が出撃する日々が綴られている。
    キルドレがそのような存在か、民間軍事会社がどのような組織なのか、敵がなんなのか、そもそも国家がどんな状態になっているのかもまったく説明なく淡々と過ぎていく。
    不思議な世界だが、引き込まれて読んでしまう小説である。
    S&Mシリーズの森 博嗣が書いているのも不思議である。

  • ハードボイルドというか単調な会話が多く、言葉の裏の意味を読み取る必要がある作品のような気がした。テーマは戦争というより別のなにかだと思う。
    自分には少し難しかった。

  • 戦闘機パイロットである主人公の日常が淡々と描かれていた。ただ、独特な世界観の説明がほとんどない上に主人公たちの謎などわからないことだらけ。哲学的なセリフも多くてとてもわかりづらかった。
    シリーズを最後まで読むといろいろ明らかになるらしいが、そこまでついていけるか・・・。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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