- Amazon.co.jp ・電子書籍 (493ページ)
感想・レビュー・書評
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上巻は登場人物それぞれのエピソードがメインなので、物語は静かに進んでいく。
後半で一気に急展開して、千石ーーうわーーーっていうところで引きになってて、すぐに下巻が読みたくなる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2000年代の小説。朝鮮半島への危機感と、米軍に対する期待と不信感という、同時代の日本のリアルな感覚をベースに描かれ、ディテールに富む。
「終戦のローレライ」はセカイ系のような道具立てを取り込んでいるためにそのテイストが強くなっているが、今作はそういった外的な?要素は感じられず、好感をもつ。 -
亡国、イージスと聞いて、読む気もしなかったが、グイグイ引き込まれる福井作品です。感動する小説と言えます。
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荒唐無稽のサスペンス。
スピード感があって読ませるがプロットが苦しいときもある。 -
初読みの作家さんですが、
読み応えありすぎ。
中盤までは登場人物のバックグランドに
ページが割かれ、
物語自体の進行がないので、
どこに向かってるのかさっぱりわかりません。
自衛隊や軍事関係の専門用語も多いので、
人によっては読み難いかもしれませんね。
必要な伏線だろうとは思いつつ、
進みの遅さになんとなくだるさを感じますが、
それ自体つまらない訳ではないので、
なんとか読み進められたって感じでしょうか・・・。
が、そこを乗り越えれば一転、
物語は一気に進みます。
めぐる策略、変わる真実。
もう何がなんだか何を信じていいのやら・・・
って、感じです。
ラストが全く想像出来ません。
下巻が楽しみです♪ -
中学生の頃に感銘を受けて、よく作風を真似て書いたなぁ、、自分の黒歴史のキッカケを与えた本かも笑