下天の華 - PSP

  • コーエーテクモゲームス (2013年3月28日発売)
  • Sony PSP
4.03
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  • レビュー :26
  • Amazon.co.jp ・ゲーム
  • / ISBN・EAN: 4988615046230

感想・レビュー・書評

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  • 【主人公】
    くのいち。
    普通に戦える主人公で、戦闘において足手まといにはなりません。
    忍、という設定ですがクールでなくきちんと優しい、心の通った子ながら、くのいちとしての責務を忘れない(ほっぽり出さない)真面目な子、として描写されています。
    基本的に空気が読め、頭が良く、様々なことを感じ、考える主人公なので好感度は低くないです。


    【攻略対象】
    脚色は多々ありますが歴史をふまえた乙女的二次創作になっており、一見クセがものすごくありそうに見えながら、きちんと魅力的に描かれています。
    どのキャラも、己が考えていること、大事にしていることがはっきりとしているので、終止ブレない。
    それは、「主人公との恋」というエッセンスが加わっても同じです。

    他の乙女ゲームでよくあるような、「対主人公」との関係性は濃くても「対キャラ同士」との関係が薄い、ということもなく、
    それぞれが持っている人間関係がきちんと描写され、キャラ同士の対話がふんだんに盛り込まれているのも良いポイント。
    それぞれの関係性に思わず笑ってしまったり、特定のキャラに対する他キャラの評価が面白かったり、と、主人公視点だけでないキャラの魅せ方が楽しめます。


    【システム】
    <<戦闘>>
    ボタン入力式です。
    画面に表示されるボタンを押していく「だけ」の操作なので面白みは皆無ですw
    密林では簡単、簡単と言われますが個人的には押し間違えが多発しますw(「修行」のタイミングの方がどんだけ得意か…。)
    ちなみにメニュー画面で設定すれば、ストーリー内の戦闘は省略できるようになります(「修行」では省略されません)。

    <<変化>>
    どう見ても変身ですwシュールです。
    女房、若武者あたりは無難ですが、カエル・鳥・果ては地蔵にまで化けるので脱帽です。
    それぞれの場面を切り抜けるために変化をしていく発想は面白いですし、初回は何に化けるのかというゲーム性もありますが、バリエーションが少ないので、周回すると面白みがなくなってしまうのが惜しい。

    もっとルート分岐を早くにするとか、メインルートも数種類用意があると色々なパターンを楽しめてよかったと思うのですが。


    【形式】
    序章~5章までが共通、最終章が個別。
    要するにお話としては非常に「金太郎飴」です。

    「遙か」よりも「ネオアン」や「コルダ」に近い形式です。
    とはいえ、「コルダ」ほどゲーム性が豊富でないし、「ネオアン」ほど訪れる場所やミッションの数が豊富でないので、他ネオロマ作品と比較するとかなり「短い」印象を受けます。

    他者の作品にもこれくらいの尺の物語は多々あるのですが、ネオロマは地の文の無さ(会話文と画像・音響効果で文を綴り、説明文がほぼない)も相まって短く感じます。


    【ストーリー】
    <<主軸>>
    明智光秀の密命を受け、「明智の姫」として安土城に潜入し過ごす一ヶ月間のお話で、先に述べたように、最終章までは共通ルート。

    攻略中のキャラ次第で合い間に挟むイベントに変化があるので極端な金太郎飴感はないですが(そもそも「読み物」部分が短いですし…)、誰を攻略していてもミッションや大筋は変わらないので変化には乏しいかも。

    変化といった独特のシステムも、もっとシナリオのバリエーションがあった方が生きたのに、もったいない感はある。

    <<恋愛>>
    ネオロマらしい、「過程」に重点を置いた恋愛の描写をしています。

    姫として出会った攻略対象らと交流を深め、お互いに次第に惹かれ合い、自分の偽りの身分に悩み、それらを乗り越えて結ばれ、二人で初めて一緒に事件に立ち向かう、という一連の流れはとても自然ですし、葛藤があり、ドラマがあります。

    ボディタッチ、エロさとは相変わらず無縁ですが、ベタベタとした刺激的で官能的な恋ではなく、精神的で心理描写が密な恋愛ものを求めている人にはお勧めできると思います。


    【その他】
    <<音楽>>
    ややジャズ調だったりしますが、個人的には嫌いではないです。
    ものすごく良い!という訳ではないですが、場面や雰囲気に合っていて個人的にはアリだと思う。

    <<絵>>
    スチルの枚数はネオロマにしては多め。10枚以上はあったはず。
    尺が短いので、結構頻繁に出てくる印象があります。

    相変わらずユラユラ動いたりキラキラ光ったり、効果がとても綺麗。
    地のキャラデザが苦手、という人が多々いそうですが、スチルの効果も相まってゲーム内で見るとかなり「綺麗」という印象を受けるのではないでしょうか。

    あと、パッケージで損してますよね、これ…。

    <<声>>
    ネオロマもようやくフルボイスですw

  • 初ネオロマ
    面白かったけど短い!
    光秀が一番よかった。
    個人的にボタンを押すだけのミニゲームはいらなかった

  • 史実伝承を踏まえつつもちゃんとゲーム性の高い作品にしているのはさすが。内容も矛盾なくコンパクトにまとまっていました。師匠と兄様推し。特に兄様のデレハンパねぇ。

  • 戦国時代のお話ですが、時代考証をしつつきちんと架空の世界に昇華させてるのが素晴らしかったです。そしてキャラクターやグラフィック(立ち絵はもちろん背景なども)、音楽…全体的にかなりしっかり作られていてゲーム性も周回の負担にならない程度に取り入れられていて久しぶりに全キャラ攻略できるほどのめりこんで楽しめました。

  • 地蔵に変身するヒロインって斬新!

  • 明智光秀

  • 良作。流石ネオロマさん。遙か等と比べると短く感じるけれど、コンパクトにぎゅぎゅっと面白さを詰め込んだ印象。魅力的なキャラ、徐々に惹かれ合う描写、上品で色っぽいイベント、多彩なBGMと全て素敵。特に上品で色っぽいの部分は、最近のエロくすればいいんだろ的な売り方をしている会社に是非見習ってほしい。最萌キャラは秀吉殿。一筋縄じゃいかない所に落とされた。あとは師匠も好き。信行様エンドは序盤で見ちゃうと他√での扱いに泣きたくなるので、出来れば最後がお勧め。一つ心残りなのは、用語辞典を埋められなかったこと。あと少しなんだけれど、もう気力が…。

  • 評価が高かったのですが、至って普通でした…。
    戦国モノなのに、BADもあっさりしていて緊迫感もありません。主人公も「忍び」なのに、こんな性格では忍びは勤まらんだろうとおもうような甘ちゃんっぷりで、拍子抜けです。
    攻略対象も万人受けするキャラが多く、深く知りたいと思うようなキャラには出会えませんでした。物語りも一人目攻略の時はあの本能寺の変をどう展開させるのだろうかと思ってましたが、結局どのキャラでも本筋の物語の展開は一緒なので、だるくなってしまいます。
    絵は立ち絵・スチル共にとても美麗です。スチル鑑賞でも音声があったり、一枚絵での動きもあったりと作りとしてはとても丁寧で好感が持てます。でも一通りED見たらもう再度プレイすることはないなってゲームでした。

  • 攻略順
    家康:母親の気分になる
    蘭丸:ちょろあまですね
    信行:手のかかる子ども
    信長:ネオロマやったなぁ~
    秀吉:あまあま
    百地:熟年夫婦ご馳走様でした。
    光秀:もっとデレろ

    信行と師匠が好き。

  • 明智光秀に雇われた忍びの主人公が、姫として安土城で生活する本能寺の変までの話。乙女ゲー向けに実際の歴史からはかなり脚色されているけれど、気になりません。
    主人公も含め登場人物の来歴がしっかり説明されているので、恋愛過程に説得力がありました。そういう生き方してきた人だから、こういう人になったのだなぁ、だから主人公も好きになるんだ、としっくりきます。恋愛感情に流されず、それぞれ自分の職務や信念を真っ先に考えるところも共感できます。
    グラフィック面では、背景の火がゆらゆらしてるのが好き。こういう細かいところで臨場感が湧いてわくわくします。

    キャラクターとして一番好きなのは光秀。他人に弱みを見せられない人が本当にたまらなく萌えなので。
    シナリオは秀吉に惹かれました。クスリと笑えるシーンも、胸を打つシーンもあり…「自分の心に反することをするな」っていうのが特に印象的。このルートはほたるちゃんの純真さが際立っていて、心が洗われました。脇役とのやり取りが多いのもあって、奥行きが感じられたのもよかったところ。

    失礼ながら乙女ゲーってそこまで得意ではなくて、ほしいゲームが出るまでのつなぎに、と思って始めたのに…ハマった。
    素敵なゲームをありがとうございます。
    FDもそのうちやりたいなぁ。

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