監督不行届 (FEEL COMICS) [Kindle]

著者 :
  • 祥伝社
3.77
  • (19)
  • (24)
  • (19)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 341
感想 : 18
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (159ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 人気漫画家・安野モヨコ(働きマン)と夫・庵野秀明のデイープな日常が赤裸々につづられた爆笑異色作。著者初のエッセイコミックでもあり、夫=カントクくん(「新世紀エヴァンゲリオン」「キューティーハニー」等の監督)のオタクぶりが初めて明かされた作品でもあります。
    アニメ界と漫画界のビッグカップルが、こんなにもおかしく愛おしいオタク生活を送っているなんて! 世界中に生息するオタク君はもちろん、オタ嫁(オタク夫を持つ妻)も共感すること間違いなしの衝撃作。巻末には、よりコアに楽しむために‥オタク垂涎! ?のオタク用語解説2万字を収録、ファン待望のエッセイコミックです。
    「漫画やアニメのセリフを引用して話す」「擬音を口で言う」「自分の好きなものをコレクションする喜び」「理想的な棚を測る時は仮面ライダーのフィギュア一つを単位とする」などオタクあるある、リビングのレイアウトやドライブのBGMなどオタ嫁にさせようとするカントクくんとロンパースのせめぎ合いと秘めていたオタクを顕にしていく夫婦関係、ロンパースが風邪ひいてカントクくんがしっかり看病したエピソードやカントクくんが真剣にダイエットしたエピソードやカントクくんとロンパースが理想の家探ししたエピソードなど、オタク夫婦のあるあるに「わかるわかる」とうなづきつつカントクくんとロンパースの夫婦愛にほっこりするコミックエッセイ。

  • 庵野秀明が、ウルトラマンオタクであり、仮面ライダーオタクである。
    そして、嫁をオタクにすべく、オタク教育をする。
    そして、見事に嫁は、オタクになっていくのだ。
    漫画やDVDなどを家に持ち込んでくる。それをみさせるのだ。
    庵野秀明は、ご飯よりもお菓子が好きである。
    肉と魚が食べれない。ピザが好きのようだ。
    食事も、一気に食べてしまうタイプで、食事中に話をすることはない。
    お菓子は、非常食という。つまり、オヤツだ。
    嫁に、何歳だと聞かれると、10歳とこたえる。全く子供なのだ。
    と言っても、嫁もアニメソングが好きで、共感している。
    嫁をオタクにしようとしても、ただオタクの趣味が違うだけのことで、
    オタクであることには、変わらない夫婦だった。
    庵野秀明は、「はふーん」という。お腹がいっぱいで動けない状態。
    つまり庵野秀明は、擬態語の表現で済ませているところがある。
    結婚した時は、体脂肪率40を超えていた。
    嫁は、夫ダイエットを徹底して実施。身長180CMで、73キロまでしぼりあげる。
    庵野秀明は、仮面ライダーのスーツが着れると喜ぶ。
    嫁が高熱を出した時に、庵野秀明はこまめに看病した。健気だ。
    監督が、熱を出した時には、あまり面倒見ない嫁だった。
    まぁ。二人の生活が、垣間見れるが、監督のこどもさ加減が暴露されている。
    まぁ。庵野秀明は、あとがきで「幻想としてのオタク像ではなく、真実の姿を分相応に描いている」と喜んでいる。似た者夫婦ではある。

  • 庵野さんとモヨコさんの夫婦生活?和みました
    イラストもすごく落ち着く雰囲気だった

  • ほっこりする。。
    仲が良くて良いですね!
    愛を感じました。

  • 電子書籍でなんども繰り返し読んでいたのだが、書店に寄ったついでに、ついつい購入してしまった本書。相変わらず面白い、というか微笑ましい。
    もちろん本編が面白いわけだが、「シン・エヴァ」を観たあとだと、巻末の庵野秀明インタビューにものすごく感動した。
    よく言われていることだけど、マリ=モヨコであるならば、巻末インタビューにおける庵野氏の発言「うちの奥さんを守りたい」は色々グッとくるのだ。
    助けられたし助けたい、なぜなら好きだから、と言う庵野氏は、自身を「オタクだけどオタクじゃない」と評している。ぼくもその態度を見習っていきたい。

  • 「エヴァンゲリオン」で有名な庵野秀明と、「働きマン」などで有名な安野モヨコのオタク夫婦生活のコミックエッセイ。
    元々オタ気質を持ちながらそれから目を背けて生きてきたロンパースこと安野モヨコが、無節操なオタクの庵野秀明の影響で、深みにハマって戻れなくなっていく様がとても面白いです。「彼女はとても繊細で、今後自分が全面的に守る」と宣言している庵野秀明の意外な一面が見られる巻末インタビューにも注目。

  • いいふうふ

  • 映画エヴァンゲリオンの監督の庵野秀明氏の生態を、妻である安野モヨコ氏が描いた本。 働きマンの作画の雰囲気とはまた違い、妻は赤ちゃん、庵野氏はおなかの出たおっちゃんとして描かれる。
    最後には庵野氏とオタク用語情報が満載。庵野氏、すごいオタクだったんだ。いつもウルトラマンポーズする人なんだ。
    私はモヨコさんの漫画は好きだけど、エヴァンゲリオンは途中で挫折してしまったので、そういう人だったのかと面白く読んだ。モヨコさんが結婚生活を通してだんだんオタク化していく。
    この本の総監督は庵野さんのようで、いかに面白く見せるかを考えたと巻末でおっしゃってました。
    なるほど。私にはまったく興味のない分野だったけど、大変面白く読めました。

  • サッポロポテトザーッの実際の映像を見せてくれたプロフェッショナル仕事の流儀には感謝しかない

  • 【再読】
    以前手放しましたが、kindle版を見つけちゃったので再読。
    10年以上前のものですが、面白いし、ほのぼの。でもオタク、とても。

全18件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

3月26日生まれ。おひつじ座のO型。東京都出身。
1989年、別冊少女フレンド増刊「Juliet」より『まったくイカしたやつらだぜ』でデビュー。
代表作は『シュガシュガルーン』『ハッピー・マニア』『さくらん』『働きマン』『オチビサン』など多数。
『シュガシュガルーン』で第29回講談社漫画賞受賞。

「2020年 『シュガシュガルーン 新装版(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

安野モヨコの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ロバート A ハ...
ウォルター・アイ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×