みなさん、さようなら [Kindle]

著者 :
  • 幻冬舎
3.75
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 14
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (342ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 団地から出ずに一生過ごすと決めた中学生の20年弱の歩みを描く。生まれ育った団地から出ないことと、地元から、職場から、国から出ないことに、どれ程の違いがあるだろうか。後半、団地が衰退してゆく描写が胸に迫る。性描写があるとまず読まない、読めない僕だけれど、飛ばしつつ、流しつつでも最後まで読んで良かった。

  • 団地好きなので手に取った本でしたが、予想外に良かった!
    団地から一歩も出ないと決めた主人公に「そんな狭い世界で大丈夫?」と周囲は(私も)心配するのですが、大丈夫でした!
    結論。団地内だけでも十分成長できる。
    悟、よくやった!

  • ふむ

  • 団地内で一生を過ごそうとする子の奮闘記。と思いきや、そんな事情が?!

    同じ団地っ子としては共感箇所も多くて面白かった。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1969年東京都生まれ。立教大卒業。2007年「みなさん、さようなら」でパピルス新人賞、「ブラック・ジャック・キッド」で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞、「すべての若き野郎ども」でドラマ原作大賞特別賞の新人賞三冠を達成。他著に『空とセイとぼくと』『オープン・サセミ』『ハロワ!』『中学んとき』『青少年のための小説入門』などがある。

「2022年 『明日はきっと お仕事小説アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

久保寺健彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×