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- / ISBN・EAN: 4988102139896
感想・レビュー・書評
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黒崎真音が2013年に発表した2ndアルバム。3rdシングル「HELL:ium」から5thシングル「UNDER/SHAFT」とRayとのスプリットシングル「悠久ノ謳」を収録。シングル単体を聴いているとだいぶふり幅が大きかったのですが、アルバムを通して聴いても、そんなに違和感は感じません。そして、「MAON KUROSAKI LIVE 2012 FALL 〜2nd Anniversary〜」のライブ映像まで観れちゃうのが素晴らしい。やはりライブでのパフォーマンスが凄いです。
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期待のメロディック・ゴシック・アニソンシンガーの2ndアルバム。発売日に限定盤を買ってから何度も聞いたけど、捨て曲なし。
へヴィなロックを基調としたダークな曲のカッコよさは十分だが、ハスキーでセクシーでエモーショナルな声質による彩りも素晴らしい。
超エレガタイプのストリングス系哀愁ハードロックな#4、デジタルサウンドにより彩られるミディアムテンポのバラード系ソングでサビのファルセットを使った高音が美しい#5、前作のお気に入り曲「Baby☆maybe」に似た雰囲気があってじわじわ癖になる乙女チック・ダンサブルビートソングの#7、シンコペーションを使いまくりでドラムサウンドの硬さがもうヘヴィメタルにしか聞こえない#8のBメロの哀愁とサビのハイトーンは完全に俺の心を掴みに来てるし、ライブでの掛け合いを想定した#10ではホントにライブ映えして鳥肌が立ったし曲としても好きだし、独特の展開と切ないピアノとストリングスアレンジが美しい#12、壮大なスケールの世界観を表現した#13の耳に残るサビのメロディとラストにかけてテンポアップする盛り上がりなど。(他でレビュー予定のシングル曲の感想は敢えて書いてません)
いいところを書き出したらなかなか止まらないし、俺の語彙力では表現しきれないものが沢山あります。歌唱力や見た目でも魅力があるのは素晴らしいことだが、彼女の場合「声が良い」という何物にも代えられない個性があるのが大きい。
初回版付属のBDでは昨年のツアーが丸ごと入ってますけど、アルバム収録のシングル曲のセトリは入ってるので音源を聴き比べてみるのも面白いと思います。でもライブで見るほうが、彼女の可愛さや堂々とした歌唱を感じられます。なんつーか、このころはまだ固くて緊張しているような印象?
先日レコ発ツアーファイナル@O-WESTに行ったけど本人の歌唱も堂々としてたし、スタジオミュージシャンのプレイにも大満足でした。