国難―政治に幻想はいらない― [Kindle]

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  • 「国防」に続いて、石破茂の著作を読む。民主党政権期、下野した自民党にあって著者が政調会長を務めた時期に刊行された一冊。前著同様、著者の政治に対する真摯な姿勢、勤勉さが伝わってくる一冊で、こういう政治家が国の中枢にいる限りは、日本もまだ大丈夫なのかもしれない、と思わせる。多くの国民がTV をはじめとするマスコミにあまりにも安易に騙されて、民主党が政権を取ったときには、「この国民にしてこの政権あり」と真面目に海外脱出を考えていたほどなのだが、最近はまた、もう少し母国に住んでいてもいいかもしれないと考えている。

  • 石破氏は、地に足がついた勉強家の政治家とお見受けしました。でもそんな政治家は少ないのが問題ですよね。

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著者プロフィール

1957(昭和32)年鳥取県出身。慶應義塾大学卒業後、三井銀行(現三井住友銀行)に入行。1986(昭和61)年、29歳で衆議院議員初当選、以来9期連続当選。農林水産政務次官、農林水産総括政務次官、防衛庁副長官、防衛庁長官を経て、2007(平成19)年に防衛大臣、2008(平成20)年に農林水産大臣。自由民主党では過疎村対策特別委員長、安全保障調査会長、高齢者特別委員長、総合農政調査会長代行、政務調査会長等を歴任。2012(平成24)年から自由民主党幹事長を務める。主な著書に『職業政治の復権』、『国防』、『国難』、共著に『坐シテ死セズ』、『軍事を知らずして平和を語るな』、『こんな日本を作りたい』など。

「2013年 『国防軍とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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