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本 ・電子書籍 (229ページ)
感想・レビュー・書評
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学生時代に読み、社会人を経た今再読するとそんなに良いものと思えなかった。僕自身コンサル会社で勤めてきたため、本書に書かれてるマッキンゼーのようなコンサル会社が求めるリーダーシップはよくわかる。
ただ、そうしたバリューを出してリーダーシップを発揮することが良いみたいな価値観も、別にそんなに良いわけでもないし、全てでもない。
むしろコンサル会社にいる人なんて外れ値だし、時代が違えば本物の社会不適合者であるため、大多数の参考にできるかというと甚だ疑問。
また、日本企業の人はリーダーシップを発揮しない傾向にあり、コンサル会社やアメリカ人たちはリーダーシップを発揮するといった比較は、いかがなものかなと思う。
そういう環境やインセンティブがあればそうするし、そうじゃなければしない、それだけだと思う。
コンサル会社に入りたい人は、実際にこういう文化があることを知れるので読むと参考になると思う。ただ普通の会社員が参考にするようなものではない。
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2012年に書かれた本ですが、リーダーシップの必要性などは今でも、むしろ今だからこそもっと真剣に議論されるべきことだと思います。
今の世の中はどうすれば良いか分かっているが、誰もやらないので解決できないで放置されている問題に溢れている。とありますが、まさにその通りです。
この国も私たち自身も10年前とほとんど状況が変わっていないようです。
まずは自分の周りに積極的に働きかけて、少しづつでも変えていきたいと思います。 -
人事向けの本かと思ったら、良い意味で裏切られた。リーダーシップは、チーム内の1人ではなく皆が持つ必要がある。「全員が会長の自覚で」との言葉に通じる。
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ちきりんさんのVoicyで珍しく自著を紹介していたので。さすが分かりやすい本で、オーディブルであっという間に聞き終えた。
人事部向けの本だと思って今まで食指が動かなかったけど、思ってたより一般的なことを語っていた。元マッキンゼーの採用担当として、リーダーシップの重要性を語った本。タイトルでだいぶ損してそう。
リーダーシップという言葉で語るのは目新しい気がするけど、主体性とか自律型チームビルディングとかで語られることと同じじゃないのかな、という気がしてなんとなく消化不良感。
そしてマッキンゼーがリーダーシップの素質がある人を採用するのはわかるけど、今の職場の自分のチームが、一人一人がリーダーシップを持ったチームにしていくのはどうすればいいのかな、という課題感が残った。
所々に差し込まれる、日本的な具体例がわかりやすくて良かった。ジェネリック医薬品の普及が進まないこととか、遠慮の塊に誰も手を出さないところとか、乳幼児が発熱するたびに救急車を呼ぶのかとか。
それで何かあったらどうするんだ、とつい思ってしまうけど、このゼロ100思考が良くないんだろうな。 -
タイトルからはピンとこないですが、リーダーシップについての本です。
ビジネスの場でのリーダーシップについて学びたい方の必読書では。
著者プロフィール
伊賀泰代の作品





