天冥の標Ⅰ メニー・メニー・シープ(上) [Kindle]

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  • 早川書房
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レビュー : 21
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感想・レビュー・書評

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  • 日本SF大賞を受賞したことで本書の存在を知った。地球人が星間移動の手段を手に入れて、幾つもの系外惑星へと移住して300年以上が過ぎた時代、辺境の、不幸にも資源(燃料)不足で発展を遂げられていない星が舞台。愚政で支配する「領主」が何かを企んでいる雰囲気。それに対抗しようとする幾つかの集団。それぞれの中心になりそうな人物に少しずつフォーカスして物語の幕開けとなるのが本書。全10巻シリーズということで、まずは小手調べ。どうなるかと楽しみにしつつ下巻へ。

  • これは良いSF。カドム主人公のSF、アクリラ主人公の冒険小説、エランカ主人公の政治抗争(とロマンス小説)が入り乱れ、一冊で三度おいしい。
    これは良いSF。

  • 一昨年最終巻まで読破したが、無性に読み返したくなって再読を開始。1冊目は状況説明が多いが、そこかしこに漂う不穏な空気に引っ張られて止まらない。終盤で明らかになる謎の事態は、結末のスケールの大きさを予感させ、ワクワクさせてくれる。

  • 人類が地球から旅立ち植民星メニーメニーシープに入植したというSF世界でのお話です。
    すべてのキャラクターが生き生きと書かれていて感情移入がしやすく読みやすいお話です。特に医者のカドムの人間性は正直であり誠実で惹かれるものがあります。
    カドム関連、アクリラの冒険方面、臨時総督の怪しい動き、メイスンであるクレヴの今後の動向、エランカ植民地議会委員の今後、ラバーズのラゴスの今後、将軍の今後の動向と、複数の話が並行的に動くので、次が気になるとともに、どのように今後収束していくのかとても気になります。
    続刊もまだまだあるのでこれから明らかになっていくのでしょう。
    一番心に残ったシーンとしてはベンクトがエランカにヴァイオリンを弾きに来たシーン。旅立ちが題材としているが最後まで書けないベンクト。それが音として他者に伝えられることを喜ぶシーン。

  • スペースオペラ大作の1冊目。
    いきなり特異な環境でのお話がスタートして戸惑いますが、小川一水さんの作品という担保があればこそ導入編も読み進められますね。
    時代を跨ぐ作品につきもので本書籍だけで判断せずにまずは数時代分を読んでほしいです。

  • カドム、アクリラ、ラゴス、エランカ、リリー、イサリと魅力的なキャラがいっぱいだし、続きが気になるし、でいつもより早く読み進めてしまう本。
    カヨの献身的な態度が可愛い。
    ただ人はガンガン死んでく…。

  • 天冥の標Ⅰ メニー・メニー・シープ(上) [Kindle] 2020/5/6までのスペシャル0円キャンペーンで購入。いずれ読もうと思っていたけど、重そうな話でちょっとこのタイミングは・・と思っていたけれど、予想に反してというか予想通りというか止まらなくなって読み進んでしまった。

  • ラバーズのくだりが特に好きだった。
    愛の中にはリスペクトがある場合と、そうではない場合がある。

  • 2803年の植民星メニー・メニー・シープでの疫病、電力供給抑制の理由は?

  • 読むべきSF作品として紹介されていることが多いので読んでみた。本書は全10巻の最初である。まだ世界観を把握できないので評価はできない。登場人物も多く、人間以外にもアンドロイドや異形の知的生命体、これからどのような絡みをするのか不明だが血液中に人間には致死性のウイルスを宿す生物など、キャラクタがバラエティーに富む。領主(臨時総督)に対する反抗が物語の主軸になると思われるが、様々なものを期待しつつ次巻に進む。

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著者プロフィール

小川 一水(おがわ いっすい)
1975年生まれ。岐阜県出身。男性。1993年、17歳で応募した第3回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞に、「リトルスター」で佳作入選。1997年、『まずは一報ポプラパレスより』で作家デビュー。
2004年、 『第六大陸』で第35回星雲賞日本長編部門を受賞。2006年、 『老ヴォールの惑星』に収録されている「漂った男」で第37回星雲賞日本短編部門を受賞。 『老ヴォールの惑星』は「このSFが読みたい!」ベストSF2005国内編で1位にも選ばれた。2011年、「アリスマ王の愛した魔物」で第42回星雲賞日本短編部門を受賞。2014年に『コロロギ岳から木星トロヤへ』で第45回星雲賞・日本長編部門賞を受賞。

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