思い出のとき修理します (集英社文庫) [Kindle]

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  • ある商店街に住み始めた女性が出会った時計屋さんは‥?
    ほのぼの優しい雰囲気の読みやすい作品です。

    明里は恋人にふられて仕事の自信までなくし、思い出のある町に引っ越してきました。
    子供の頃、少しだけ過ごしたことのある懐かしい津雲神社通り商店街。
    閉店して数年たつ理容店に、ただ住むことにしたのだが、そこの孫があとを継ぐというふうに知れ渡ってしまう。

    のどかな商店街には古い時計屋があり、「おもいでの時 修理します」という看板がかかっていました。
    「おもいでの時計修理します」というものの字が一個欠けたのだろうと思いつつも、壊れた思い出のある明里は気になってしまう。
    そう思って訪ねてくる人もいた‥

    時計屋の主の秀司はまだ若い青年で、明里が子供の頃に会ったことがあるらしい。
    津雲神社あたりをふらふらしている大学生の太一と一緒に、明里は朝ごはんを呼ばれるようになる。

    小さな出来事を一緒に解決するうちに、親切な時計屋さんにだんだん惹かれて行く明里。
    時計屋さんにも、切ない思い出が‥
    後半は、過去が解き明かされます。

    「ビブリア古書堂」をちょっと連想しましたが「ビブリア」ほどミステリではなく、「コンビニたそがれ堂」に近いかもだけどあれほどファンタジックではない、という感じ。
    ふんわりした書き方で、癒されました。
    ちょっと疲れたとき、優しい気持ちにひたれます。

  • 寂れた商店街の狭い人間関係は私の実家が全くそうだったので現実身が強かった。

    人の家なのにノックせずにドア開けたり、誰と誰が親戚とか誰がなに言ったとか誰がどうしたとかある意味個人情報なんてあってないのと一緒。

    個人的には修司の元カノが現れる3話で完結。バス停にてリリース。

  • なんだか不思議な物語。最終的には恋愛ものだったけど、ふんわりいい感じのお話

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