民法はおもしろい (講談社現代新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  •  確かに面白かった。もちろんfunnyではなくinterestingの方の面白さだ。単に民法の中身を解説しているだけではない。民法が我が国の法体系の中でどんな位置にあり、歴史的にどうやって成立し、さらに今度どのような改正が望まれるかといった点にまで話が及ぶ。

     なにより著者が伝えようとしているのは、いわゆる犯罪を裁くための刑法とは根本的に異なり、民法は私たちの普通の生活の基盤であるという点だろう。改正論議へのスタンスも含め、本当のプロが熱い想いを込めて書き綴ったという印象を受けた。

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著者プロフィール

武蔵野大学法学部教授、慶應義塾大学名誉教授

「2023年 『宅建プロフェッショナル六法 2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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