abさんご [Kindle]

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  • 文藝春秋
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レビュー : 4
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感想・レビュー・書評

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  • 蓮實重彦が絶賛て時点でもう眉唾で、本文見ただけであーやっぱりって感じにげんなりする文章。読み進めてみれば現代性もなければ通時性もない、いろんなものから遊離しきった文章が連なる。
    でも音読するとものすごく気持ちがいい。なぜかわからないけど、内容とは無関係に声に出して楽しい。

  • 文体が読みにくいので、文章の理解がわるかった・・・通勤時間とかはんぱ時間に読むには向いてないかと。
    平仮名中心の文体は、自分の中の言葉のような場面で使ったら雰囲気があっていいと思う。

    情景の描写がとても言葉巧み。

  • 昭和の香りがする。

  • 読み終わってもずっと不思議な感じが続いている。

    abさんご、という謎のタイトル。
    横書きでひらがなを多用した長い一文。
    人物も住所も固有名詞が出てこない。
    さまざまな代名詞や言い換えで表現される世界。
    幼くて老成した文章。
    電子書籍だけの構成かもしれないけれど、読み終わった最後にくる目次も不思議だ。そのせいか、読み終わったあと最初に戻ってもう一度読み返した。それを期待するように物語の構成も循環しており、2回目は1回目とはまた異なる印象を受ける。

    片親を亡くしたときの幼児の意識から始まり、中年を過ぎてもうひとりの親を亡くしたときに蘇ってくる、淡々として特異な、でも静かでなんでもなかった人生。
    あのときaを選んでいたなら。あるいはbを選んでいたなら。

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