高地戦 [DVD]

監督 : チャン・フン 
出演 : シン・ハギュン  コ・ス  イ・ジェフン  リュ・スンリョン  キム・オクビン 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2013年4月25日発売)
4.20
  • (23)
  • (23)
  • (6)
  • (3)
  • (0)
  • 本棚登録 :78
  • レビュー :17
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113828055

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ユーモアと機能性に溢れた気持ちのいい兵士たち

    間違いの許されない射撃時に、真似して構えた新兵の銃を掴んでスッと下げる。この動きを別にクローズアップするわけでもなく、ごく自然な行為に見せた時点で期待値は相当高かった。

    高地で行われていた取引、ワニ部隊のタブー、北の恐るべきスナイパー「2秒」などなどの謎や伏線を鮮やかに回収する手腕といい、明かされた真実の秀逸さといい、戦争映画の中でもかなり上位に食い込む出来だと思う。

    全伏線が回収された時点でもう☆5だったのだけど、この映画はそこからさらにポイントをもぎ取りにくる。あまりに理不尽な戦いが、それでも生存を諦めない最善の戦いが、中隊長の名演説と共に終盤が始まるのだ。

  •  朝鮮戦争で両国が何度も奪い合ったエロック高地の激戦を描く韓国の大作映画。

     高地なんだから守りやすいはずだろ、などという突っ込みを言う隙もないすごい作品である。
     激戦地での内通の疑惑を通して描かれる朝鮮戦争。通じる言葉、敵地にいる家族。。。 昨日まで同じ国の人々が戦争をするとはこういうことなのかと痛感する。北朝鮮側を一切悪者として描かないところも素晴らしい。
     そし最後の展開。私はてっきりその前で映画が終わるんだと思ってました。映画として充分にそれでも成立する。しかし、この展開は。。。まさに地獄。震えました。泣きました。
     ちぎれる手足、はげ山を埋め尽くす死体。そしてこの絶望的なストーリー。実際に未だ朝鮮戦争の停戦状態にある韓国の人々はこの映画を見てどんな思いをするのだろうか。ものすごく反戦ムードが高まったりして国政に不都合が生じないのだろうかとさえ思う。この映画にはそれだけの力がある。

     しかし、韓国映画ってきっちり死亡フラグを回収するのが好きだなぁ。日本だとやりすぎとなるのだろうけど、これはこれで韓国映画の味として楽しめる。

  • 2時間以上の長尺なので、映画というよりは大河ドラマの総集編を見ているような気がするのは事実。同じ戦争映画というカテゴリーで言うならば、「Uボート」の印象にかなりよく似ている。あっちは元々、テレビシリーズだけれども。そういえば、バッドエンディングなのも双方似ています。
    とはいえ、この映画のすごいところはやはり「高地戦」というものの実相を映像化してみせたところだ。
    戦術のABCの一つは「高いところに陣地を獲得したほうが強い」ということで、それは耳がたこにできるほどきかされたものだが、この映画を見るまでは単なる知識だった。
    しかし、こうして映像で見てみるとたしかに低いところから高いところを攻めるは至難の業であることが骨身にしみる。そもそも上り坂というところで行動にハンディキャップがあるし、いくら物陰に身を潜めても上から見たら丸見えである。ましてや、坂を駆け上がろうとしたら、体を起こすしかないのでますます相手に体をさらすことになる。こりゃ、死屍累々になるわけだ。
    Uボートもそういえば、潜水艦での戦いをリアルに描いて成功したわけだから、そこも共通点があると今、気がついた。
    もちろん、戦場の表現だけでなく役者たちも脇役までよくがんばっていて、ひじょうによかった。単にシリアスなだけでなくユーモアのある脚本は韓国映画ならでは。
    そして、グロ表現もなかなかのリアルさでぞっとする。エンディング近く、大尉を演じたイ・ジェフンが幽鬼のように戦場を歩き回るさまは、彼が端正な顔立ちだけに恐ろしかった。
    というわけで、よく考えたらとてもおもしろかったのでやはり星は5つですかね。

  • こんな辛い話があっていいのだろうか。
    でもこれは本当にすごい映画。
    最初から最後まで引き込まれて集中して観てしまった。

  • 戦闘シーン、戦争への疑念・葛藤、戦争の残酷さ・空虚感、弱者・強者の縮図、生きる意志、全部感じた。カメラワーク、セット、演技、ストーリーなど、映画としてのクオリティも確か。観れて良かった。

  • 「俺たちは敵と戦うんじゃなく、戦争と闘うんだ―」
    このセリフが非常に印象的だった。凄惨な高地戦を、そのリアリティが見るこちら側にも十分に伝わってくる再現度で示してくれる映画。とても良いお金の掛け方だなと思う。
    おびただしい死体、粉砕された岩や木、頂上からの俯瞰で見たときの圧倒的な高低差。全てが画面から伝わってくる上に、ストーリーも史実に基づいた本当の「絶望」が最後に襲ってくる。
    最後の停戦協定の放送が流れるシーンは、「いったい何のために戦っているのか」という、こみあげてくる虚しさをどうしても感じずにはいられない。見ていて自然とこみあげてくる、虚しさを「笑いあう二人」に後押しされて泣いてしまった。
    本当にあの最後の12時間の戦闘が告げられるシーンは予告を見ていなかったこともあり、より一層「絶望」を感じた。
    とにかく素晴らしい戦争映画であり、「高地」感がすごい。良いところにちゃんとお金をかけているなあとしみじみと思った。

  • 韓国映画やドラマは食わず嫌いで今まで見たことなかったが、よくできてる。

  • 序盤の展開からして、「あ、韓国映画だから、北朝鮮軍を悪者扱いしないのか」と思いましたが、
    (その予想は外れはしなかったが)、そこで終わらなかった。

    この映画は、全然長くない。スケールもデカい。

    劇場公開時に観るべきだった映画。

  • コ・ス×シン・ハギュン
    2011年公開

  • 戦争映画はあまり得意ではないが、これは面白かった。
    こういう中でもユーモアがある作品はいいね。

    スナイパーの女優もいい感じ

全17件中 1 - 10件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

高地戦 [DVD]に関連するまとめ

外部サイトの商品情報・レビュー

ツイートする