ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~ (メディアワークス文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  •  鎌倉の古書店・ビブリア古書堂を舞台にした、古書にまつわるミステリ。

     主人公の大輔と、若い女店主・栞子のやりとりが個人的にもどかしかったりします。友達以上恋人未満の関係って奴がどうにもやきもきさせられて心臓の裏がかゆくなるような印象を持ってしまい、高橋留美子作品はだいたいそのかゆみとの戦いになりますし、椎名軽穂『君に届け』なんて「お前ら、おっちゃんがホテル代出したるからちゃっちゃとすることしてきなさい」と自分でも愕然とするほどゲッスいコメントが読んでて頭に浮かびました。
     それなのに、ああそれなのに…今回は大輔の元カノが登場。心の蕁麻疹が止まりそうにありませんorz

     それはさておき、今回も古書にまつわる蘊蓄を見事に料理してミステリに仕上げる、その手腕に脱帽です。
     アントニイ・バージェス『時計じかけのオレンジ』についてはスタンリー・キューブリックの映画しか知らなかったのですが、最後のオチははじめの方で何となくピンと来ました。(だからといってこの話が面白くなかったわけじゃありません)
     福田定一『名言随筆 サラリーマン』は、博物展で現物を見たことがあり、そのとき横にいた初老のオッサン(敢えて紳士とはいいません)がその奥様に滔々と蘊蓄を垂れていました。本作は古書の著者名・タイトル・出版社名がそのまま章のタイトルになっているので、目次でこの章のタイトルをみただけでニヤッとしてしまいました。が、モノと蘊蓄はわかっていてもミステリの持っていきようはわからず、きっちり楽しませてもらいました。
     そして足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』。少し前に藤子不二雄A『まんが道』を読んだところだったので、これまた目次を見ただけでテンションアップ! 本書でテーマとなっている栞子の母の謎と、マンガ古書の評価変遷がうまく絡まった話でした。

     とにかくわんこそばのように次々つるつると読んでしまいます。気がついたら第3作をポチってました。

  • ビブリアの2巻、読み終わりー。

    単に書籍絡みの日常系ミステリーがのんびり続くのかと思っていたら、店主・栞子さんの過去の話に伏線が貼られましたね。ふむふむ、そういうふうに広げていくのか。なるほど。

    というわけで、また続きを読みましょうー。

    その前に、別の本を買っちゃったので、またしばらくあとでね。

  • 512

    2017年では146冊目


    2回目なので電子書籍版で登録。

  • この本を読むことで、新たな本との出会いがあります。古書に興味を持つようになりました。

  • 何事もなかったように五浦君が戻っている…

  • ビブリア2巻目。本筋? 家族の謎についてのさわり部分。

  • 構成は1巻と同じです。読みやすく通勤電車読みに最適。
    栞子の母の影が見栄隠れしてきて、このあとの展開が楽しみ。
    剛力ちゃんのイメージがようやく薄れてきたかな。

  • 人気の秘密を知りたくて、1巻、2巻と読みました。うーーん、ちょっと私とは相性が良くない本だったようです。面白く読まれた方には申し訳ないのですが、古書堂の栞子さんの不思議ちゃんなところに馴染めず仕舞いなのが原因かも・・・。1話目はトリックに途中で気付いてしまったり、3話目はちょっと強引な謎解きだったり・・・。このシリーズが好きな方には大変申し訳ない気分になりました。とりあえず、私の好きな「時計じかけのオレンジ」が出てきたのはうれしかったかな。

  • お話的にもキャラ的にも一作よりいい感じ、引き続き楽しみ。

  • 一回きりだと思ってた登場人物が再度でてくるのはええな、。。。

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著者プロフィール

1971年、神奈川県横浜市生まれ。 武蔵大学人文学部社会学科卒業。中古レコード店、古書店勤務を経て、『ダーク・バイオレッツ』で2002年デビュー。2011年に発表した古書ミステリー『ビブリア古書堂の事件手帖』が人気作になる。同作は2012年に本屋大賞にノミネート。2012年、「足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)」(『ビブリア古書堂の事件手帖2』に収録)で第65回(平成24年度)日本推理作家協会賞短編部門にノミネート。2014年3月14日、『ビブリア古書堂の事件手帖4』(メディアワークス文庫)で第67回(平成26年度)日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門にノミネート。

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