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感想・レビュー・書評
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後半から一気に読みきった!
ただのラブストーリーじゃない、現代のファンタジー漫画を描かせたらピカイチだと思う
桜姫の命字が「滅」である運命が故に
仲間がどんどん亡くなっていく展開。
そこで、命のかけがえのない重さ、
生きることの一生懸命さ、誠実さ、
それを余すことなく描ききると同時に、
主人公が仲間たちの命を輝かせていくことに
焦点を当てている。
自分の為に生きること、を
自分を守るために生きることとせず、
“生きている意味、、それは命より大切なものを見つけること。”
という答えを導く桜姫。
何のために生きているのだろう?という普遍的な問いに
(描ききれなかったところはあったとしても)
誠心誠意向き合おうとした姿勢がひしひしと伝わって良かった。
「りぼん」という月刊少女漫画を舞台に、
様々な物語を寄り合わせ奥行きを出しながら、一本の太いテーマを魅せて貫く。それを華やかな絵柄と共に描ききるのはやっぱりすごいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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