幻想博物誌 (河出文庫) [Kindle]

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  •  神話などに登場する、さまざまな幻獣を紹介したエッセイ。時おり昆虫や海胆や貝なども出てくるが、あとがきにあるように、プリニウスの『博物誌』のうち8~11巻の動物の部を特に参照したらしく、幻獣が中心。
     RPGに出てきそうな幻獣がいっぱい出てくるけれど、名前を知ってはいても元ネタの神話などはおぼろにしか知らない場合も多く、全体に非常に興味深かったです。
     スフィンクス、バジリスク、フェニックス、サラマンドラ、ケンタウロス、などなど。
     とりあえず、プリニウスは必読のようだ。ボルヘスの『幻獣辞典』もわりと頻出したので、再読しようと思う。ちなみに表紙絵は『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』。
     博物学が面白い気がしてきたので、荒俣宏なんかも読んでみる。

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著者プロフィール

1928年東京生まれ。東京大学仏文科卒。フランス文学者、エッセイスト、小説家、翻訳家。マルキ・ド・サドやジョルジュ・バタイユの著作の翻訳・紹介をする一方、人間精神や文明の暗黒面に光を当てる多彩なエッセイを数多く発表。晩年は小説を発表するようになり、遺作となった『高丘親王航海日記』は第39回読売文学賞を受賞した。1987年没。

「2018年 『ドラコニアの夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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