やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6 (ガガガ文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 主人公のヒロインに対する感情が表現されている、以下の一節がとても好きです。
    ーー
    彼女の優しさは身を切るような思いをし、悩んで、苦しんで、そのうえで絞り出されるものだ。それを俺は知っている。だから、安易に委ねてはいけない。
    ーー
    優しく在るという事は相当な努力が必要なんですね。
    人の優しさに触れた時、それはその人からのこの上ない贈り物だと捉えて、感謝したいと思いました。
    それと同時に、自分も優しく在れるよう努力し続けていきたいなと思いました。

    作者様の表現力が本当に素晴らしいと思います。

  • ヒール的な立ち回りで問題解決。周りの人間の温かさで変わっていくことも感じさせる。

  • シリーズ6冊目、アニメ1期はここまで▲授業をサボっていたら…不在をいいことに文化祭の実行委員に。学校中が祭の準備で浮かれているが▼比企谷節が更にPUと全開モード。クラスの出し物は、エビーズ事務所(海老名さんです)主催、歌わず踊らずのホシミュ(星の王子様ミュージカル)です。それも比企谷せんせの新解釈付きとサービス満点、伏線あり。実行委員会の丁々発止は字幕付(訳せんせ)で、なるほどもの。アニメも良くやっていたが、原作は半端なく上手いですね。テーマはサクリファイス?円満ソリューションの提供っすか?(2012年)

  •  秋、台風が接近する季節。文化祭に始まり文化祭に終わる。新たな登場人物は同じクラスで文化祭実行委員長になった相模南と生徒会長の城廻めぐり。今時の高校の文化祭実行委員にはそんなに沢山仕事があるのか?というのがそこはかとなく疑問だが、そんな本質的ではない疑問はともかくとして、比企谷君がどんな風に考え行動する人物なのかがよくわかる1冊だったと思う。きっとお互いに好きではないのだろうが、それでも比企谷君と葉山君は、二人セットになると補い合って何かの結果を生み出すようだ。
     平塚先生は格好良すぎる。最後の比企谷君への「お説教」には涙がこぼれてしまった。

  • 文化祭の準備を舞台とした雪ノ下姉妹が一応のメインの話。
    それにヒールな八幡が加わるのだけれど、今まで以上にヒールっぷりな八幡がある意味かっこよくて、もう、ね。

    少し心を開いた雪乃に、何かを決心した結衣。次巻になにかひと波乱起きそう。

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