1928~89年。該博な知識と透徹した思考力によって20世紀後半を代表する音楽学者。ベルリン工科大学教授、プリンストン大学客員教授、ドイツ音楽学会会長などを歴任。著書に『音楽美学』(シンフォニア)、『絶対音楽の理念――19世紀音楽のよりよい理解のために』(シンフォニア)、『リヒャルト・ワーグナーの楽劇』(音楽之友社)、『ベートーヴェンとその時代』(西村書店)など多数。 「2015年 『音楽史の基礎概念』 で使われていた紹介文から引用しています。」