砂漠でサーモン・フィッシング [DVD]

監督 : ラッセ・ハルストレム 
出演 : ユアン・マクレガー  エミリー・ブラント  クリスティン・スコット・トーマス  アマール・ワケド  トム・マイソン 
  • 松竹 (2013年6月7日発売)
3.38
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感想 : 84
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105066489

感想・レビュー・書評

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  • 2011年のイギリス映画。監督はラッセ・ハルストレム、出演はユアン・マクレガー、エミリー・ブラント、クリスティン・スコット・トーマス、アムール・ワケドである。脚本はサイモン・ボーファイが執筆し、ポール・トーディの小説『イエメンで鮭釣りを』を原作としている。
    金持ちの道楽と言えばその通りだが、映画の主題は鮭の帰巣本能を人間の恋愛に敷衍している。「砂漠で鮭プロジェクト」で出会った二人は、一人は戦争で行方不明になった彼を待つ女、もう一人はあまりうまくいっていない家庭を持つ男。共通の夢を実現しようと奔走している間にいつしか恋愛感情が生まれる。
    男の妻が「あなたは他の女を好きになっても、結局は謝って私の元へ戻ってくる。それがあなたのDNAだから」という言葉は鮭の帰巣本能を彷彿とさせるが・・
    それにしても、生還した元カレは自ら身を引いたのに、元カノは最後の挨拶もなし・・
    元カレがただひたすら不憫な映画です。

  • 仕事も結婚も人生も、叶えたい理想がなければ
    ただの作業。
    だから途方のない理想だって、
    僅かな可能性があれば挑むべき。
    理想は一人で追うものではない。
    関係する仲間と理想を共にして追うべきだ。
    ・・・そんなことを考えさせられる映画でした。
    こう書くと、とってもマネジメント的ですね。
    でも仕事に限らずそういうことなんでしょうね。

    砂漠の真ん中に川を流して鮭を放流し、
    みんなで釣りを楽しむ、
    イエメンの大富豪の途方もない夢に巻き込まれた
    学者とコンサルタント社員の奮闘と恋物語です。

    争いが絶えぬ痩せた土地に鮭が遡上する川を流し
    農作物が育つ豊かな土地に変えたかった大富豪。
    でも一部の地元民の目には、釣りのために大地をいじる不遜な行為と受け取られていました。
    プロジェクトは完成直後、
    一部の地元民等によって破壊されてしまいます。
    「正義?彼等にも言い分はある。
    私はみんなにプロジェクトの意義を理解して
    欲しかった。
    砂漠で釣りをすることだけが目的ではないと
    知って欲しかったのだ。
    つまり私は、彼等に求めすぎた。」
    「もう一度始めるんだ。僕一人でだってやるぞ。
    ただ今回は規模を小さくして、
    地元の人達をもっと巻き込む。
    僕らじゃなく、彼等のプロジェクトにすれば
    きっと理解は得られるはずさ。」

    そうなんですよね。
    僕の、私の プロジェクト!
    僕の、私の 人生!
    って思うことは間違ってないけど、
    そこには必ず相手がいるんですよね。

    仕事は超優秀にこなすのだけど、
    勝ち負けしかなくドライで独り善がりな人達、
    僕の、私の ばかりの人達が 、
    どこか空回りしている姿をイギリスらしい
    ブラックコメディタッチで描いていました。

  • どことなくしまりのない感じが受け入れ難かった。
    それに、ジャケットは好きだけど本編にはミスマッチかも。

    ラストはいいけども。

  • 退屈だった…。
    観ている内に何度か眠くなってきてしまって…。
    想像と違ったからかな…。
    タイトルにフィッシングされた感じでした。

  • なかなかに良かった!登場人物も良いし、ところどころのユーモア溢れるところも良かった!後個人的には風景がとても美しかったと思う。都会の町並みもスコットランドの自然もイエメンの砂漠も何気ない風景に目を奪われました。
    最後は彼女が戻ってきてくれて良かった!

  • 変わった題名と思っていたら、文字通りの映画だった。非現実的なプロジェクトのはずが、現実味が出てくるあたりが面白い。

  • 砂漠でサーモンフィッシング ★3.3

    2011年 イギリス

    監督 ラッセ・ハルストレム

    エミリー・ブラント、ユアン・マクレガー、クリスティン・スコット・トーマス

    原作あり。
    ユアン様がイギリスのさかなクンを演じる映画。
    ジョーンズ博士(ユアン・マクレガー)の元にとんでもない依頼が舞い込む。
    砂漠イエメンで鮭釣りがしたいなどという無謀な依頼。おまけに国家プロジェクトになってしまってるという。

    この奇想天外なシチュエーションはとても面白かったんだけど、首相広報官の設定がイマイチついていけなかったのと、ハリエット(エミリー・ブラント)の彼ピーが可愛そうな感じに映ってしまって、、

    惜しい!!

  • 英国と中東の緊張緩和のために、「イエメンで鮭釣りできるようにしようプロジェクト」
    byイエメンのイケメンの大富豪!(言いたいだけ)

    ユーモア、ウィット、表と裏、本音と建前、まさにイギリスって感じの物語のスタート。現実主義の水産博士・ジョーンズと、イギリス政府のやりとり。
    そして、そのイギリスらしさの光陰を鋭く中東の大富豪に語らせ、夢に向かおうとする人々の姿を描いていく。

    以下ネタバレ

    可愛らしいコンサルタントのハリエット。恋人になりたての軍人の彼氏が行方不明になって、不安定になり、それを慰める博士とイイ感じになるんだけれど、博士にも妻がいる。妻は夫の目の前でハリエットを侮辱して不仲になるし、そんな中でハリエットは博士に惹かれていくのにまさかの軍人奇跡の生還。

    なにこの、何?何角関係なの?
    でも、ハリエットが尻軽でない、否、登場する全員がすごく誠実に相手に向き合う人だから、いやな感じがしないで、温かい気持ちで見ることができた。

    あと、イギリスの政治家や広報の人たち、とんでもない描き方されてますが、どうなん?

  • ※ テレビ鑑賞

    ユアン・マクレガー演じる不器用(ただ優しい)な学者がいい。タイミングにより物語が二転三転する(政府が見捨てたプロジェクトを決行するため職を失うが最終的には政府が支援する、妻と関係を修復しようと帰宅すると不倫を疑われる、告白された翌日に婚約者が生還する等)ところが小説の読後感のよう。映画としてはすっきりしないとも言える。

  • huluにて。シャイフさんの人かっこいい!
    ゲーム・オブ・スローンズに出てる人いた!

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