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マルクス・アウレリウス「自省録」 (講談社学術文庫)の感想・レビュー・書評
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ローマ帝国の五賢帝の一人であると同時に、後期ストア派の哲人でもあるマルクス・アウレリウス・アントニヌスの哲学書。体系的な書物ではなく、断片の寄せ集めのようなものなので、ストア派の基礎的知識がないと哲学書として読むのはハードルが高い。ある程度の予習をしてから臨むのがいい。
一方で、ストア派の理論にこだわらず箴言集として読むなら自己啓発書になる。皇帝にして哲学者たるマルクスが他の誰のためでもなく自分のために書いたものだから、まさに最強の自己啓発書。書かれている内容をきちんと読み取って解釈する仕方とは外れるけど、著作を自分の側に引きつけて自分の文脈に取り込むというのも時には悪くない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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