心の野球　超効率的努力のススメ [Kindle]

著者 : 桑田真澄

• 幻冬舎 (2013年3月20日発売)

感想・レビュー・書評

[barca27さんの感想 · 2013年11月17日]

2013/11/13 Kindleで読了。言わずと知れた元巨人軍のエース桑田選手が書いた本。桑田選手は巨人入団時の騒動から当初はダーティーなイメージがつきまとっていたが、野球に取り組む真摯な姿勢とその実績で心に焼き付いている選手の一人。野球の話が中心ではあるが、桑田選手の生き方・考え方が伝わる心のこもった言葉が散りばめられている。「人の見えないところで善い行いをすることは、運とツキと縁を貯金してくれる」「勉強で大切なことは100点を取ることではなく、50点でもいい。次は51点を目指すというその姿勢が大事」「試練はつらく苦しいことではない。次への挑戦へと向かうスタートなのだ」「人間は生まれたときから、他人と環境や能力が違う。だからこそ、他人と比較してはいけないし、自分のペースで生きなければならない」どんな分野でも超一流まで登り詰めた人は、しっかりと考えて生きているんだなとあらためて感じた。同い年としてこれからもその生き方に注目していきたい。

[mirageoceanさんの感想 · 2013年10月23日]

一流と呼ばれる人、プロフェッショナルと呼ばれる人はコツコツと努力してきた人。筆者はこれを中学・高校生の頃から自覚していて実践できて出来ていて、たのは驚きであるが、だからこそ甲子園での戦績があったのであろう。現役引退後も大学院に通い、優秀な指導者となるために自らを高める努力を続けていることを見ると、自分も努力が足りないと痛感する。